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ウォータースキーで波間に沈む

暇すぎる。
かれこれ1時間ほど同じ風景を見ながら寝ている。
でも本当のところどれくらい時間が経過しているのかもわからないボンヤリ加減。


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Barosの水上ヴィラ。
憧れていた水上ヴィラ。
なのにとっくりと同じ風景の中で寝ころんでいると
生まれ持っての飽き性というやつが、顔を出し。
いやむしろ誰も訪ねてこないので飽き性が現れてくれてようやく我に返っている自分がいる状況。

えーーと。

リゾートの楽しみ方は「何もしない贅沢を味わう」という。
もうすっかり、すっかり堪能です。
無駄に息を止めてみて、すはーーーと空気を吸うことぐらいしかやること思いつきません。

で。
バディさんが午前中のボートダイビングにいっている間の時間の過ごし方にもそろそろ限界がきて。
もうそろそろ帰ってきてくれてもいいんじゃないかー?と時計を見ても、
あまりにもボンヤリ過ごしすぎて、何時にバディさんがボートで出発したのかもわからないほど。


ということでまたもや島内をぼちぼちと散策。
徘徊?


尻尾の長いカメレオン?トカゲ?
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飛べない鳥
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どうしても撮れないフルーツバッド
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本日の催し物をチェックしたり
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そろそろじゃね?
と思ってマリンセンターに行くと日本人スタッフのKIKOさんがおられ。
お魚の写真を見せてもらったり、いろいろお話したり、ラジマンダリ。

暇そうなのが伝わったのか、いやそこはリゾートスタッフのプロ魂なのか。
午後のダイビングまでの間に出来そうなレクをご提案していただき。
もちろん波酔いしそうなものはパスなので、
ここは王道のウォータースキーなどを。

ウォータースキー!
これぞ南国リゾートーー!
キターーーーー!
と。

わーーー、やるやるーーー♪

ということで、やったことねぇーよー!というワタクスにKIKOさん、ではイメトレからやりましょうと。

マリンセンターのデッキを持って「こぉーーんな風に立ち上がりますっ!」と
熱心に指導していただきまして。

「決して腕の力で立とうとしてはいけません。こう、テコの原理と言うか、スキーの板に重心をもってきてーーー。」とかなんとか。
レッスンして2分後。
もうね。
マリンセンターのデッキ相手ではすっかりプロ並みに立ち上がれるジェットスキーヤーのワタクスが誕生していました。

と、KIKOさん、「立てなかった時のために、子供でもできるボードも持っていきますね!」
とおこちゃまボードの使い方も伝授。
このプロ・ジェットスキーヤーに、ですよ。


ほどなくバディさんご帰還され。
午後ダイブまで間があるのでちょっと沖に出てみないか?と。
海から上がってきた者に沖へといざなうセイレーンのように
いやプロ・ジェットスキーヤーのように誘ってみました。

ボートダイビングを終えたばかりのインターバルがほしいバディさんをボートに再度乗せ、
沖に出てみると真っ青なインド洋。
これですよ、これ。
この濃紺のインド洋でボートとともに波に乗る。
ひゃっほーーーー!ですよ。

で。
まずは一度だけウォータースキーの経験のあるバディさんにやってみなはれ、と。
インターバルを与えずに。
鬼バディのワタクス。(ぷっ)

午前ダイブで疲れた身体をもってして出来うるのか(否、できまい!)。

海上でスキーを装着し、ボートにつながるロープの先にあるバーを持ち。
まずはバディさんのファースト・トライ。

ごーーーーーー!とボートがスタートするや否や、アズ・スーン・ナズ。
バディさん海上でおいてけぼり(ぷっぷっ)

KIKOさんの適切なアドバイスを受け、バディさんセカンド・トライ。

ごーーーーーーー!とボートが走ったと思ったら、にゃんとバディさん見事に波の上に立ち上がり!!
うぉんうぉん ごーごー!とボートが走る
バディさん波を分けて波に乗る!!

みらくるーーー!
インド洋に立ちあがったー!
クララが立ったーーー!

ふぅ。

サードトライも、フォートライもバディさん見事に波上の人となりーーー!

次はワタクスの番だじょー、と。
もちろんプロ・ジェットスキーヤー(イメージ上の)としては腕の見せどころなわけですが。
いかんせん初めての試み。

すでにスキーを装着するところからのまごつき。
見事なまごまご具合。
セイレーンに身体持っていかれてる?ぐらいの。
自分でも溺れてるんじゃないかというようなまごつき加減で。
イメトレ、できてなかったなー、スキー履くとこ。
こっからやときゃよかったのにねーって。

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ようやくスキーを装着したころにはちょっとした日焼けしてる?ってぐらいの時間を要し。

やっとこさのファースト・トライ!

ごーーーーー!とボートがーーー。
ボートだけが走ってましたーーーー。
ボートが走りだした途端、手にしているロープの先のバーを手放すのに1秒もかからない早業。
インド洋においてけぼり。漆黒。

結構手痛いボートの仕打ち。
なめんなよ、と言われた気分。

あれー?
っかしーなーー?
プロだったのにー?



気を取り直し、2回目はだいじょうびー、と。

ボート、ごーーーー!
ワタクスおいてけぼりーぼりー。
インド洋にぷっかり~。

サードトライもぷっかり~かり~かり~。

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最後にトライしたときは板と一緒に片足がもげたかと思った。
あれ?
足どっかいった?
ぐらいの波の野郎の抵抗。
まさかの波の反抗期。
奴はナナメに見ている模様、世間を、いやワタクスを。
打ち解けるには時間が必要。
波がオトナになるのを待つしかない。


仕方なく、というかマリンスタッフの先見の明?
KIKOさんがご準備くださったおこちゃまボードへとシフト。

さすがは「子供でも」乗れるというウワサのボード。
波の野郎も子供には優しい模様。


ここにプロ・おこちゃまボーダー誕生ダス。
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by haijikg7 | 2014-08-28 07:25 | 2014 Baros Maldives


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