9月15日(水)
アマルフィから西へくねくねと海岸線を数キロバスに揺られて着いた街はポジターノ。
バス停から小さなリュックを背負ってポジターノの市街地まで歩きます。
曲がりくねった細い道路は一方通行。
マイカーの人はご注意を!
もしも、道を間違えてもしばらくは引き返すことができません。
海岸線を数キロ走って遠回りをして戻らなければ、もとのバスどおりには戻れない、そんな小さな街。
市街地が近づくにつれ、海の青さとカラフルな建物が鮮明になってきます。
ぽっかりと浮かぶドゥモのクーポラが街の目印。
急斜面にへばりつくように建ち並んだ家々と
九十九折の道路を繋ぐ
‘スカレッテ’という険しい階段が
この街の生命線ともいえる歩道です。
山に埋もれるように見える緑の木々と色とりどりの家並みが街を彩ります。
まるで積み木を重ねて作った模型のおもちゃのような街。
‘アマルフィ(海岸)の真珠’、‘美しい海岸の女王’と世界中から名声を得ているポジターノ。
この街の魅力を少し書き留めたいと思います。