魚腥草(ぎょせいそう)

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先日、どくだみの記事に「心温まる伝説があるのよ」とコメントをいただいたきました。
そしてDMで送られてきたそのお話。
それは・・・。

    * * * *

元々は渓流の脇の名もなき草で、色鮮やかな緑の何の特別な味も匂いもない草だったどくだみ。
この渓流では、引き潮のたびに小魚が岸の乗り上げ、息も絶え絶えになる。
この名もなき小さな草は、礼儀正しく「腰」を曲げ、自らの限りある露で小魚を救ってやったという。

ある年、干ばつが起こり、名もなき草は水不足のために枯れそうになった。
恩返しをするため、小魚たちは次々と岸辺に集まり、エラで水を岸にとばし、
枯れかけた名もなき草に注いでやった。

えらで噴き上げる水は生臭さく、魚の血も混じっていた。

小魚によって水を得た草の鮮やかな緑の葉と茎には、真っ赤な血筋が見えるようになり、
小魚の生臭さを含むようになった。

    * * * *

Kaguyahimeさんから教えていただいたどくだみの伝説です。



仏教哲学の抱石、久松真一博士は、この野草に、仏教にもキリスト教にも通じる聖なる草としての
賛歌を献じられている。

 「 花は十字 葉は菩提樹と 一茎に奇しくもそなえる聖(ひじり)毒だみ」
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by haijikg7 | 2010-06-19 17:26 | 思い


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