熊野古道 大門坂から熊野那智大社・青岸渡寺まで

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いよいよ、大門坂を登って熊野那智大社、そして青岸渡寺へと。
「日本の道百選」に選ばれている那智勝浦町道大門坂線から大門坂へと登山道を登ります。



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今なおかつての面影を残す古道をひたすら登ります。
かつての人々も草鞋をはき、あるいは裸足でこの山道を登ったのでしょうか。
行く先にある熊野那智大社、そして青岸渡寺。

緑の木立の中を息を弾ませながら歩き、休み、また歩きます。



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右に左に神木である大きな木々が影をつくっている古道。
時にはこんなふうな衣装で歩く方ともすれ違い・・・。
少しの区間だけでしょうが、こんな風に昔の恰好をして歩くのもいいかもしれません。
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時代とともに石を積み、並べ、また整備され。
参拝する人々の足元を軽くするようにと、山伏の方々のお仕事だったのだとか。
歩くだけでも大変なのに、石を運んでのぼるという修行に恐れ入ります。
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登り、休んで、また登り。
たくさんの階段を昇るとようやく道しるべが現れます。
熊野那智大社、そして青岸渡寺は間もなくです。
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ここまで来ると那智の滝もすぐそこに見えます。
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最後の階段を登りきると、世界遺産の青岸渡寺。
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その隣に同じく世界遺産の熊野那智大社。
神様を先にお参りするか、仏様を先にお参りするか。
人それぞれなのだとか。


境内の大木の陰で一休み。
那智の滝まで下り、お滝を拝礼し、今日はお宿へ。
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# by haijikg7 | 2014-09-25 16:33 | | Trackback | Comments(0)

熊野古道 大門坂まで

補陀落山寺を通過し、浜の宮王子、尼将軍供養塔、市野々王子、そして大門坂まで。
アスファルト道、山道を歩きます。


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アスファルト道はほんの少し。
那智山道の案内に沿って山へと。

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今朝までの大雨により、山道は道ではなく沢になっており。
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登りのキツさよりも地滑りの怖さが。
それにしても今日の語り部さん(ガイドさん)は元気で健脚。
昭和14年生まれ75歳の女性ですが、もうゴム長靴でガンガン進んで行かれます。
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荷坂の五地蔵
一の谷の合戦で亡くなった笛の名手・平敦盛の供養のために建立されたという。
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なんていう名前だったかわすりた~。
胃腸の薬になる実
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ヘクソカズラ(可愛い花なのに名前が可哀そうな花)
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すっかり記憶が飛んでおり、どこのなんの神社だったのかさっぱり~。
で、この葉っぱ、ごわごわの硬い葉っぱで、鰻をつかむのに使ったのだとか。
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この実も名前はすっかり忘却の彼方ですが、戦争時にグリセリンの替わりに使用したという
油がたっぷりとれるものだそうで。
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いやはや。
歩くのも記憶力も75歳の語り部さんに完敗デス~。
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# by haijikg7 | 2014-09-25 12:36 | | Trackback | Comments(0)

熊野古道 補陀落山寺

奈良駅を早朝に出発し、バスで那智勝浦へ。
那智駅の近くで下車し、4時間ほどのコースを歩きます。

最初に訪れたのは勝浦海岸からすぐ近くの補陀落山寺(ふだらくさんじ)。


大きな木々に守られているような境内です。
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午前中の雨空から一転、私たちが歩きはじめたころからお天気が持ち直し
晴れるでもなく、降るでもなく。
ウォーキング日和とでもいいましょうか。
天高く延びる楠を見上げ、これからのお天気占い。
きっと最後まで降らない、きっと(お願い!)。

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同じ関西圏内にありながら、熊野はやはり遠いところにあります。
交通機関が電車でも、車でも。
えいや!と思いきらなければ行けないところ。

世界遺産、世界遺産と知りながら外国の世界遺産には行けてもここはやはり遠いところ。


さて。
まず最初の世界遺産は「補陀落山寺」
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観音浄土をめざし生きながら海に出て往生を願う渡海上人。
こんな小さな舟に一人乗って、舟の屋形に入り、四方を釘で打ち固め。
屋形の四方にある鳥居には
「発心門」「修行門」「菩薩門」「涅槃門」の死出の四門の意味があるのだそうで。

ウィキってみると・・・。
渡海は北風が吹き出す旧暦の11月に行われた。
渡海船は伴船に沖に曳航され、綱切島近くで綱を切られた後、
朽ちたり大波によって沈むまで漂流する。
もちろん、船の沈没前に渡海者が餓死・衰弱死した事例も多かったであろう。
しかし、船が沈むさまを見た人も、渡海者たちの行く末を記した記録も存在しない。


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つまり、この小さな屋形舟の中に閉じこもったまま那智の浜から大海へと漂流し、
観音浄土へと向かう捨身行、ということ。


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すごいことされてたんですね。


井上靖短篇集に「補陀落渡海記」というのがあるのだそうで。
熊野補陀落寺の代々の住職には、61歳の11月に観音浄土をめざし生きながら海に出て往生を願う渡海上人の慣わしがあった。
周囲から追い詰められ、逃れられない。
時を俟つ老いた住職金光坊の、死に向う恐怖と葛藤を記す表題作!
とAmazonで紹介されておりました。

ご興味のある方は是非。

私も近々読もうかと。

いや、のっけからすごいとこに来ちゃいましたー!
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# by haijikg7 | 2014-09-24 17:12 | | Trackback | Comments(0)

能登3days trip 赤木ゲストハウスのガーデンパーティ編

赤木寿司の夕べが開けて、朝。
昨夜遅くに京都からマイカーで輪島にお越しになったシェフさんたち。

京都の人気イタリアンのお店から独立され今年8月に新しいお店をオープンされるはずが・・。
たくさんの拘りにより、オープンが延びている模様です。

お店の名前はCenci(チェンチ)。
フィレンツェの方言で「古ぼけた」「素朴」「ぼろ雑巾」の意味なんだとか。
へぇーーー。
オーナーシェフが大切にされている根っこの部分と共感があるとのことで命名されたそうです。

8月オープン予定が延びて、10月ぐらいかなーと仰っていましたが
先ほどお店に使うレンガを焼いている、とfacebookでご報告がありまして。
どこまで拘りーーー?!とおののきのイタリアンです。

間もなく誕生予定。
もちろん赤木さんの器も使用されるのだとか。
オープンが楽しみです~。


その彼らと一緒に赤木さん行きつけの輪島朝市のお魚屋さんへ。


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お魚が新鮮過ぎてびっくりです。
豊富な種類。
そして気のいいおかあさん方。
シェフたちはメニューを頭に描きながら(と思います)アレコレと選んでいかれます。

その他に地のお野菜などもたんと、たんと!


ゲストハウスに帰り、ダイドコ仕事をちょっこしお手伝い。
焼き茄子の皮を剥いたり、皮を剥いたり~、またまたアチチ~と皮を剥いたり~。

ほどなく岡山の吉田牧場の吉田全作さん、吉田原野さん親子もご到着。
この方々がプロフェッショナル仕事の流儀の吉田さんかぁ~。
もちろんチーズをたくさん持参くださいまして、原野さんもダイドコ仕事に合流。

お庭では大阪や金沢からこられたゲストさんがすでに赤木さんと美味しいワインを召し上がっていて~。
神戸のメツゲライクスダの楠田さんや、大阪のフレンチLA CIMEの高田シェフもご到着。
このお二人、来年1月にリヨンで開催されるコンクールに出場されるご予定でその器を赤木さんが作られるそうで。
なんだかすごい人々の中にいるなぁと。


ガーデンパーティにどんどん有名無名人が終結~♪
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兎にも角にもどんどんお料理が出来あがり、美味しそうすぎる~。
そして本当に美味しかった~。


拘りのパンと吉田牧場のカマンベールなどたんと用意できました
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能登のトマトと吉田牧場のモッツァレラのカプレーゼ
このモッツァレラ、ありえませんでした。美味しさが。
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能登のいちじくと吉田牧場のチーズ
オリーブオイルとお塩の塩梅が絶妙です。
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カルパッチョ。
輪島の茗荷の風味がきいてます。
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軽くしめた鯖を炙ったのを焼き茄子とマスカットとともに。
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吉田牧場のラクレットが最高
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吉田牧場の原野さん、自らがチーズをサーブしてくださいまして。
メツゲライクスダさんも興味深げに。
男前ふたりの図。
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ベスビオという名のパスタ。
ナポリのベスビオ火山のことですね。
新鮮トマトと万願寺とともにうまうま。
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もりもりにトリュフを削っていただいたスパゲティ
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メツゲライクスダさんのソーセージ
甘いパプリカと辛いパプリカが入っているんだって。
驚きの美味しさでした。
帰阪してすぐさま買いました。(正確に言うと友達からもらいました!)
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うろこパリパリになった鯛。
本気のうまさ
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その上、アワビとか。もう!もう!やめてーーー♪(嬉しすぎ)
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途中酔っぱらった赤木さんに自慢のお茶室なども見せていただき~。
(写真は入り口だけに。自粛)
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輪島の生地師さんの桐本さんのまだらの披露もあり。
美声に酔いしれる一幕。

名残惜しいですが、帰りのサンダーバードの時刻が~。
みなさんまだまだ盛り上がっておられる中、帰路に着きました。

とびきりのガーデンパーティ。
8月最後の日の思い出。

秋はすぐそこ、ですね。

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# by haijikg7 | 2014-09-18 16:00 | | Trackback | Comments(6)

能登3days trip 赤木寿司編

ゲストハウスに帰り、お借りしたお礼に洗車。
水と汗でだくだくになったので、お風呂へ。

昨夜は遅かったし、ふたつあるバスルームのひとつはシャワーだけで
私たちのお部屋はそのシャワー付きのお部屋だったので
塗りのバスタブには入れないでいました。

そして今日。
満を持してようやく塗りのバスタブ体験です。

こりがそれ。
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バスタブも洗い場部分もオール漆。
漆三昧。
漆器ならぬ漆風呂。

もうね。
足元がふわふわするんですってばっ。
漆ってこんなに柔らかいんですね。
手や唇で漆器に触れたことはあっても足の裏は初体験。
しかもお湯で湿っているので余計にそれを感じるんですね。

バスタブも卵の中に入ったような気分になれます。
このお風呂で長風呂できたら究極の癒しだろなぁ。
もうね、邪心が勝ってたら持って帰るところでしたよ。
風呂敷に包んで。



入浴後は赤木さんが何やら階下のダイドコでかたことやってくださっているので見学。

お魚が、しかも新鮮極まりないお魚が数種類。
もしかしてーーー。

お寿司ってここで~?と。
わーい!わーい!
と喜んでころこんで赤木さんにまとわりつく勢いの私たち。
赤木さん、ちょれーちょれーとばかりにお魚をさばかれまして。

「これ(生姜)刻んで~」
「こり(大葉)刻んで~」
と赤木さんから刻んで依頼があり、私たちもかたこと、かたこと。

「上手だねぇ」
「いえ、それほどでも~」
「上手、上手~」
など、きゃいきゃい言いまして。

階上のリビングへと移動。



大きなまな板をテーブルにしつらい、銘々にプチトマトのすいすいや胡瓜の和え物などもふるまっていただき。
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こりが今朝能登で水揚げされた新鮮なお魚。
どーだー!
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赤木さんが湯引きされた鯛。
薄く引き切りされて。
レモンの皮のすりおろしたのと能登の角花さんの塩でいただきます。
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手巻きずしかと思ったら、江戸前にぎり寿司だった!
こうやって、片手で酢飯を握って~。
ちょちょいのちょいで~。
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はいよ。(とは仰らなかったけど、そんな感じ)
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食べてねぇ~。
わーーーい!

おーーいーーしーーーぃーーーー♪

塗師というお仕事の関係上、和食のお店やお寿司屋さんからの器の注文があり
そのご縁で寿司職人さんから手ほどきを受けられたのだとか。

回ってる寿司以外のお寿司
しかも板さんが赤木さん。
違う意味で「目が回る~♪」


ほどなくして明日のガーデンパーティのシェフたちも到着され、
7人分のお寿司を握ってくださった赤木さん。

もちろんご本人も食べつつ飲みつつ、飲みつつ、飲みつつ。
愉しい寿司の夕べは更けてゆくのでした。

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# by haijikg7 | 2014-09-18 08:02 | | Trackback | Comments(2)