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再びのflower shop YOSHIE MAKOTO 

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あの日から3週間。
再び札幌のミニ大通りにある小さな花屋flower shop YOSHIE MAKOTOのドアを開けました。

ブーケレッスンのために


前回は浅き春の到来を感じさせる店内でしたが、
今回は窓辺からさす光もずいぶん春めいているようでした。
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とは言っても外は雪景色。
だって札幌だもん。
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この日はブーケレッスンのあと、まりこさんのリクエストにより
YOSHIE MAKOTOさんによるブーケ作りを拝見することができました。

選定された桜や桃の枝を使ってブーケを作ってほしいというまりこさんの依頼に
YOSHIEさんが取りあわされた花材は
キブシ、スノーボール、ばいもゆり。

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特にまりこさんが切望されて取りあわせ花材になった ばいもゆり は、
直線的で力強い木々に優しさを添えて、全体を柔和に仕上げる大きな役割となったようです。

私には茶花として親しみ深い ばいもゆり ですが、
網目状の花弁のエキゾッチックさもさることながら
花の裏側の茎の付け根が私的には大好きなツボです。
妙齢の女性のうなじのようなたたずまい。
ばいもゆり だけでなくユリという花はみなこのうなじの部分がとても色っぽいと思います。
だからユリを活けるときは横姿とか、できれば斜め後ろ向きの姿を愛でたいのです。
ブーケにするとそんなうなじがあちらからも、こちらからも堪能できるので
うなじ天国、なわけです。
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そんなことを言葉に出さず、ひとりで黙々と感じ取りながら拝見したのでした(笑)

YOSHIEさんにブーケの花材の取り合わせを伺いましたら、
直線的なものと枝分かれしたもの、そして柔らかなものをいろいろに組み合わせるとよいのだとか。
シャンペトルとは 田園風な、の意味なので季節や場所がマッチした花材なら
どんぴしゃで合うのだそうです。
センとメンとマス
季節と場所
そして花束のくびれをぎゅーーっと縛ればとにかく立つから、と。

そんなお話をお聞きしつつふと横を見ると白いラナンキュラスが。
きっと私たちの会話を聴いていたはず。
そんな顔をしていました。

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by haijikg7 | 2014-03-27 07:30 | | Trackback | Comments(0)

フェチダスを春の庭から~ブーケレッスン~

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こちらがフェチダス。
クリスマスローズの原種のひとつです(って)。
正式には「ヘレボルス・フェチダス
ヘレボルス(Helleborus)はキンポウゲ科のクリスマスローズ属に分類される植物の総称。
ヘレボラスともいう。

「クリスマスローズ」という呼称はクリスマスのころに開花する「ヘレボルス・ニゲル」だけを指した呼称であるが、日本の園芸市場では「レンテン・ローズ」と呼ばれる「ヘレボルス・オリエンタリス」なども「クリスマス・ローズ」の名前で出回る。
多くの品種は、クリスマスのころではなく春に開花する。
Wikipediaより


クリスマスローズには無茎種と有茎種があり、今まで無茎種しか見たことがなかった私は
有茎種のフェチダスを見て、まぁなんと大きなクリスマスローズ!と驚いたものです。

そのフェチダスを主にして春の庭の草木を束ねたようなブーケを作りました。

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ピンクのラナンキュラス
こでまり
オリーブ
そしてフェチダス

フェチダスの花はその先端が赤紫色に染まる特徴があり
それがピンクのラナンキュラスと相まって柔らかな印象になっていると思います。

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鈴なりに咲く小さな花束のようなフェチダスの黄緑、
オリーブの葉のモスグリーン、
白いこでまりの花を支える花軸の薄緑
それらがピンクのラナンキュラスとフェチダスの花の先端の赤紫となじんで
ふんわりと柔らかな春のブーケに仕上がりました。

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出来上がりはまだまだ納得のいかない(笑)私のブーケですが
若干2度目のブーケレッスンだから、と自分に言い聞かせました。
こんな私のブーケの花材になってくれた草花たちよ、ありがとう。




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薄紙に包まれたブーケはお出かけのためにコートを羽織ったようです。
こんな風にしてお店から旅立つ草木たちが、
飾られる場所で人を楽しませてくれるのだと思うと
その健気な役割を大切にしたいとあらためて思うのでした。
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by haijikg7 | 2014-03-27 07:00 | | Trackback | Comments(0)

チューリップ 冬のシャンペトル

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初めて教わったスパイラルブーケ。
束ねるときにに1本1本を少しずつずらしてゆきます。
けれど起点は外さずに。
腰がくびれたバレリーナのように起点をキュっと束ねます。
バランス良く束なったならばこれまたバレリーナのようにすっくと立ちます。

初めて束ねたブーケが立った時の嬉しさはひときわ。

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シャンペトルとはフランス語で「田園風」という意味だそうです。
パリで流行のこのブーケスタイルは草原から摘んできたようなナチュラル感が大切で、
花材もそのようなものを取り入れるようです。

野にあるものを無造作に束ねたようなブーケなので、
抱えるほどの大きさで仕上げた方がより田園の雰囲気になるようです。

束ね終わってぐるりとあちらからこちらから眺めていると
花や枝が会話しているように思えます。

柔らかなチューリップの茎や花弁、
まっすぐ伸びた猫柳の枝や光っているような穂先、
キヅタ(木蔦)のつぼみや固い葉の重なり、
トキワガマズミの黒い実。

それぞれの出会い。




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あの日の思い出はこちらのブログで。
北海道のフラワーショップ YOSHIE MAKOTOでの出来事。
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by haijikg7 | 2014-03-13 12:20 | | Trackback | Comments(2)

flower shop YOSHIE MAKOTO

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札幌で暮らすお友達のまりこさんが週に一度ブーケレッスンを受けているflower shop 。
その名前は「YOSHIE MAKOTO」。

スパイラルブーケやリース、葉を巻いた器の作り方のレッスンが主な内容だそうです。
そして私もそのブーケレッスンを受けてみました。
その時のことは、こちらをごらんください。


季節の花を楽しむのはレッスン内容だけでなく
お店の中の花や木々を見ているだけでも楽しめてしまうのは
やはり四季を感じることが生きているうえでの喜びだからでしょうか。

まだ雪がたっぷりと残る北海道にあって春の到来を感じさせるスノードロップ。
はいじ的には「マツユキソウ」という名前で親しんでいた花です。
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スイートピー
見事なベルベット感。
白い雪の世界から印象的な春へのいざない。
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四月の花器に活けられた早春のチューリップやムング豆のボール。
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白いアネモネの花芯はどこまでも黒黒とした濃い群青色。
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そんな店内でレッスン後のひと時、
YOSHIE MAKOTOさんとおしゃべりされるのがまりこさんの楽しみでしょうか。
話題が豊富でレストランの話、パンの話、パリの話、蜂蜜の話・・・・。
話はつきません。
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そうそう、レッスンの前のティータイムでは選りすぐりのお茶とお菓子を出してくださいます。
この日はマロンの入ったシュトレンでした。
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北海道 札幌のミニ大通りに面する小さな花屋。
flower shop YOSHIE MAKOTO

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by haijikg7 | 2014-03-02 23:22 | | Trackback | Comments(0)

Aigues Vives (エグヴィブ)という名のパン屋

大阪は啓蟄を控え温かな毎日です。
もう少し寒い日に戻る予報ですが季節は春に春に向かっています。

今年の冬、幾日かを北海道で過ごしました。
温かになりつつある大阪にいて、そんな冬の思い出を振り返っています。


そのパン屋は丘の上にありました。
札幌から車で高速に乗り、小樽運河を横目に通過し、さらに丘をあがってゆくと
「忍路(おしょろ)」という街に出会います。


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忍路の街は日本海に面していて、
そのパン屋も荒れた日本海からの海風を受ける丘の上に立っていました。

そのパン屋の名は『Aigues Vives (エグヴィブ)』
一切の取材を禁止され、ご夫妻で営まれています。

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それでも道内外からの根強いファン(?)の方々が列をなしてパンを買いに来られる、とのこと。
絶対に!食べなきゃ!というクロワッサンは、お店を出て、車に乗り込む前に
日本海の荒波を見ながら、風に吹かれながらかぶりつくのが流儀(とのこと)。

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石窯で焼かれたそれは、外側のクラストが一層一層しっかりと存在感があり、
さっくりしていてクリスピー。
中身のクラム部分はバターの香りがたまりませんでした。
口の端に残ったクラストを風に飛ばされながら雪の中でのパンかぶりを堪能しました。


水分の多いパン 「ロデブ」
右上から時計回りに
・プレーンロデブ
・チーズのロデブ
・フルーツのロデブ
一番上にあるのはブラックオリーブのパン
みっちりとどっしりとした重量感。
噛むとふっとフルーツの香りがするのは酵母のせいでしょうか。
パンに詳しくないのでよくわからないけれど・・・。
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パン・オ・ショコラの層の均一感といったら!!
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道内にお住まいの方でも車ではるばる買い求めにいかれるというパン屋さん。
もう私がこちらをお尋ねすることはないでしょう。
けれど、けれど、忘れられない丘の上のパン屋さん。

その名は『Aigues Vives』。
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by haijikg7 | 2014-03-01 00:00 | | Trackback | Comments(2)