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荒磯

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新年を迎えるお料理に出汁巻を巻きました。
青海波と鯛の焼印で「荒磯」にしてお正月らしさをだしてみました。

焼印は大阪道具屋筋で悩みに悩んで選んだもの。
たくさんの焼印を見ていると日本の伝統や歳時記を先人がいかに大切にしてきたのかを知ることができます。

和菓子作りのために求めた焼印でしたが最初に使ったのが出汁巻きでしたので、印の焼き加減や押し付ける具合が難しくて出来上がりは焼き目の濃いの薄いのまちまちです。

出汁巻きも焼印も盛り付けもまだまだ拙いことが「これから」の様子の私です。

同様に拙いブログにお越しくださった皆様、今年一年大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

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by haijikg7 | 2013-12-31 14:34 | いただきます | Trackback | Comments(0)

窓辺のヒヤシンス

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大晦日。
大掃除した窓辺の朝の光にヒヤシンスが静かにたたずんでいます。
あとは新年を待つばかり。
今夜は母と大切な友人と毎年恒例のお鍋を囲みながら年越しをします。
テレビではどのチャンネルも今年一年を振り返る番組が賑やかです。



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北のステキなフローリストが一つひとつ丁寧にアレンジされたヒヤシンス。
そのフローリストが主宰するフラワー教室に通われているまりこさんからのプレゼントです。
パリでは都会生活に自然の息吹を感じるナチュラルなブーケが好まれていますが
そのエッセンスをギュっと濃縮したようなヒヤシンスのたたずまいです。




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窓辺の明るい日差しに輝く小さな蕾に未来を感じます。
来年はこのヒヤシンスの開花と共に明るく真っ白な年にしたいと思います。
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by haijikg7 | 2013-12-31 14:17 | 思い | Trackback | Comments(0)

聖夜~夜咄の茶事

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寒い寒い日に夜咄の茶事をしました。
お越しいただくお客様には道中寒い思いをしていただくのが気の毒ですが、
夜咄の醍醐味は寒さの中お越しいただいて温かいお茶でおもてなしをするところにあるように思います。



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日暮れるころにお客様が到来されます。
それは夕日の名残がすっかりなくなり、空が群青色に染まるころ。
昼間のざわめきが静まり、ご近所の夕餉も始まる時刻でしょうか。
露地に行燈を灯してお客様の足元を気遣います。




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亭主と正客が手燭を交わし、お客様が席入りを終えたころいよいよ外は寒く、暗くなります。
一方で席中ではお湯がころあいに煮え、お香がお客様の心を解きほぐし、
静かに主客の挨拶が交わされます。
席入り後間もない緊張感と、互いの日頃を思いやる温かな言葉が露地に漏れ聞こえます。
半東をしていると席中のことは道具を扱う小さな音と、
膝を繰るときや立ち座るときの衣擦れの音だけが頼りですが、
席入り後の主客の挨拶だけは露地から拝聴することができます。
それを聴きながら手桶の始末をし、露地を清め、懐石料理の準備に取り掛かります。



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温かな料理とお酒に合う肴を用意し、次に亭主が心をこめて練る濃茶のために季節のお菓子をお出しします。
この日は若い方々がお客様でしたので、亭主の趣向は「ホワイトクリスマス」でした。
私が準備したお菓子は「聖夜」。
山芋餡の柔らかいきんとん。
今降り積もったばかりの雪をとろりとしたきんとんで表してみました。

松風の湯相で濃茶を練る僅かな茶筅の音だけが聴こえる後座の始まりです。


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by haijikg7 | 2013-12-17 06:00 | 茶道 | Trackback | Comments(0)

お稽古納めの主菓子

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今年は春以降通常のお稽古はお休みさせていただいていましたが、
師匠や社中仲間のご理解を得てお菓子だけは届けさせていただけました。

今年の稽古納めのお菓子は、栗の渋皮煮をきんとんにしてみました。
秋にせっせと作った栗の渋皮煮。
皮のはぜてしまったのや形の悪いのを裏ごしして山芋餡と混ぜて柔らかいきんとんに仕立てました。

銘は「無事」。
この季節になるといつもその言葉を思い出しますが、今年は深くその意味をかみ締めました。

目の前にやるべきことがあり、それを待つ人がある幸せ。
当たり前のことを当たり前に。
さらりと、大げさに思わずに。

「無事」に。


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栗の香りと山芋の柔らかさ。
そしてやはりクリスマス間近なのでほんの少し華やかに金箔をあしらって。

お稽古に通うだけがお稽古ではない。
どんな形であってもお稽古にかかわることができる幸せ。

ことしもたくさんの感謝を茶道に教わりました。
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by haijikg7 | 2013-12-14 05:50 | 和のお菓子 | Trackback | Comments(4)