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グレート・ブリテンおよび北部アイルランド連合王国

毎年秋に10日ほどの旅をしています。
今年はトルコに行こうか、バリに行こうか、モルディブに行こうか・・・。
迷った挙句、イギリスに行くことにしました。
オリンピックを観ていて閃きました!(ピカッ)
初めてのイギリスです。

イギリスってグレーの空に雨模様の風情。
そこに赤い二階建てのバスが映えて
そして黒くて長い毛皮の帽子を被った兵隊さんが
足をぴんと伸ばして行進している。

もう幼稚園児並みのイメージしか持ち合わせていません。

最初は
「バッキンガム宮殿で兵隊さんの行進を見て、ロンドンブリッジを見て、
そして大きな観覧車・ロンドンアイに乗って、フィッシュ&チップスを食べて、
夜はパブに行って、そしてハロッズやメイソンなんかのデパートなんかにも行って、
それから三段のお皿のアフタヌーンティ体験もしたいし、イングリッシュガーデンも見たいし、
それから、それから・・・。」
とガイドマップどおりのことを思い描いていました。

けれど思い出したのです。
ムジカ号に乗って巡る地中海の旅で、懇意にしていただいた退官直後の外交官ご夫妻が
おっしゃっていたことを。
「いろんな国に行きましたがイギリスの田舎は本当にすばらしいかったですよ。
是非レンタカーで旅をなさってください。」

そうだ、イギリスといえば田舎町だったのだ。

なので今回はロンドンとロンドンから列車で2時間ほどのコッツウォルズを旅しようと思います。

最初に思い描いていたロンドンの観光地ですが、
この本と出会ったおかげでもしかしたら主要な観光地よりも
小さな街角を散策して終わっちゃうんじゃないかという気がしています。
あと、こちらにも掲載されているマーケットがすごく愉しそうで
アンティークものやお花やオーガニックな食材なんかを
そこで暮らしているように見て歩くだけで一日が暮れてしまいそうな予感。



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そんなわけでここ一月ばかりはネットサーフィンも読書もイギリス一色で暮らしていました。
エアも取れたし、徒歩圏内で便利に動けそうな場所にホテルも予約できたし、
コッツウォルズをガイドしていただく方にも予約が取れた。
観劇のチケットとレストランの予約も。
旅は、旅する前が一番愉しい!
今週末から10日間出かけてきます。

さてさてどんな旅になるんでしょうか。
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by haijikg7 | 2012-09-25 00:32 | 2012英国 | Trackback | Comments(16)

砂浴

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もうとっくに9月ですが
朝顔の咲いている鳴門で砂浴をしてきました。

砂浴の覚書
9月14日(金) 葛断食開始
9月15日(土) 葛断食続行 夕方の高速バスで鳴門へ
ナマステゲストハウスで1泊
9月16日(日) 午前6時半から8時間砂浴
夕方の高速バスで帰阪 葛断食続行
9月17日(月・祝) 午前中まで葛断食 昼食は回復食として玄米粥 夜は玄米少々、味噌汁、糠漬け
9月18日(火) 午前 圧搾ジュース(ケール・りんご) 午後 葛  夜 玄米、味噌汁、糠漬け

3年前に初めて砂浴をしてから、その後の爽快感がたまらなく好きになり
翌年も砂浴のお世話になりました。
普段いろんなものを溜め込んでいる身体が
大いなる大地に癒されていく・・・。

もう感謝しかありません。

昨年は都合がつかず、1年お休みしたのですが
今年は是非とも!という思いでお友達のこるぷんさんといつもお世話になる
鳴門のナマステゲストハウスのまこっちゃんのところへgo!

まこっちゃんも、鳴門も変わらず、そうそう、犬のノーザンも元気でした。


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朝の6時にまこっちゃんが穴を掘ってくださって
6時半から砂浴開始。
もう9月も中旬だし、掘ったばかりの穴だし、砂も湿っているし、
ということで最初はちょっと寒い感じ・・・。
「ん、、、寒いのはちと辛いなぁ・・」と思っているところ
お天気も晴れたり曇ったりでますます寒くなる予感。
1時間ほどして給水にきてくれたまこっちゃんに
「寒いのでパラソルはいりません」とお願いすると
お日様のあたりだした砂からじんわり温度が上昇してきて
「いい感じ!」
その後は徐々に太陽もぽかぽか・・・だんだんと燦燦と・・・・。
「パラソル・プリーズ!」とお願いしたいぐらいまで暑くなってきました。
1時間半おきに給水に来てくださるまこっちゃん。
うつらうつらしているうちに、あっという間に4時間(半分)が経過しました。

しかし、砂の中でずっと同じ姿勢なので腰と背中がだるいような、重いような・・・。
もぞもぞと身体を器用に動かして砂の中で腰を浮かしたり背中を伸ばしたり。
目の前には鳴門の海と向こうには淡路島。
淡路島には風力発電の風車がたくさん見えて、そして左を見たら鳴門大橋。
波の音を聞きながら景色をみているとまたもやうつらうつら・・・。
最後の1時間半を残して時間はどんどん過ぎてゆくのでした。

最後の1時間半、給水後にまたまた うつらうつらとしていたら
折りしも接近している台風の影響で強風が吹き出し
強風は次第に勢力を増し、剛風に。
砂から顔だけ出している状態の私たちに容赦なく砂嵐が吹き付けるのでした。
目を開けたらえらいことになるぞ、という思いでしかと目を閉じ、まこっちゃんを待つばかり。
「まこっちゃん!早く迎えにきてくれ!」
1時間半が1時間に、そして30分を切ったかな?と思っていると
「どうですか~。もうそろそろお時間ですよ~。」というまこっちゃんの声が。
待っていました、その台詞。
まこっちゃんの声が救助隊の声に聞こえました。

砂浴からあがり、太ももやお腹を見ると赤い斑点のようなものが出ていました。
まこっちゃん曰くは「好転反応」とのことでシャワーをしたら消えるとのこと。
実際シャワー後には薄くなっていて、夜には消えていました。
これは何だろう?そういえばいつも砂浴の後は赤い斑点が出るのです。

本来ならもう1泊して再度砂浴をしてみようと思っていたのですが
翌日は台風の影響でたぶん砂浴はできないだろうということで
あっさりあきらめて帰路につきます。
帰りの高速バスの中でなんとなく頭がぼんやり・・・。
ぼやーーとした感じが徐々に頭痛のような感じになってきて
帰宅して葛をいただいたらちょっとマシに。
これは何だろう。
翌日有機のおっちゃんに報告すると
「水分不足」。
とバッシっと言われてしまう。
ちゃんと水分は摂ったんだけどなぁと思っているとそんな私を見透かしたように
「自分が思っている以上に水分は上手にとらんなあかんよ」とのこと。
水を噛んで(唾液を出すため)飲む、ということをしていなかったと判明。
そして回復食のことをアドバイスいただく。
おかゆからご飯、そして普通食・・・と戻すのではなく
おかゆを食べてご飯を食べたら翌日はもう一度葛を食べて・・・と
ジグザグに回復食を摂るようにと教わる。
水分の摂り方、ミネラル、塩分の摂り方も上手に。

断食といっても葛断食しかしたことはないのですが、
難しいと思うのはその最中よりも回復食。
胃も小さくなっている(気が)するし、食べ物への思いも変化している。
つくづく心と身体はつながっていると思うのでした。


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断食開けに最初に玄米ご飯を炊いたときの香り。
もうもう感謝しかありません。
そして炊いた玄米をおかゆに。
一粒一粒が均一に柔らかくなるように祈るような思いで炊きました。
おかゆの水分にゆるやかな粘りがでて、そして米粒が煮崩れないように。

「食」への、いえ「生きること」への感謝と反省が
砂浴のときにずっと聞こえていた波の音のように
押しては引き、引いては返すようにいつまでも湧き上がります。
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by haijikg7 | 2012-09-20 01:17 | teate | Trackback | Comments(2)

夏の思い出 #3

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          「まさり草」

今年は朝茶事を何度かしたので
和菓子作りをちゃんとしようという気持ちにようやく(汗)なりました。
今までは本を見て、それなりにそれっぽく作っていたのですが
どうしても超えられないことがあって
ここはやはり「プロに教わろう」と腹を決めました。

以前本を見て、そしてちょこっと叔母に教わって
餡子を作ったのですが
それが思いのほか面白くて、でもとっても大変で
和菓子ってなんて愉しくて、そして大層なんだろうと思いました。

その思いをそのまんま封印していたのですが
もうちゃんと習ってしまおうと思ったのは
どうしても「花火」のお菓子ができなかったからです。

結局今年は納得できる花火のお菓子はできないままでした。
それでも試作をして、また教室に通って習っているうちに
当初の予定ではないものなのにちょっとしたヒラメキで別のお菓子ができたり
ちょっと今、和菓子作りの入り口に立って
その奥深さと面白さに戸惑いつつも
ワクワクしています。

今年の夏は今更ながら和菓子との出会い。
本当はこんなに長く茶道を習っているのに
和菓子が好きではなくて(告白)
これから和菓子を勉強していくうちに
自分自身が「好きだ!美味しい!」と思えるものを
いつか作りたいと思っています。


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そんなことを考えていたら
もう秋ですね。
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by haijikg7 | 2012-09-20 00:37 | 茶道 | Trackback | Comments(0)

夏の思い出 #2

大人になってから知り合った大切な友人がいて
ひとりとか、ふたりでなく、たくさんいて
そんな大切な人達がいる、という自分の人生は
なかなか捨てたもんじゃないな、と思ってしまう。

アレコレと至らないところだらけの自分なのに
偶然と必然とが織り合わさった出会いがあって
素敵な(素敵過ぎる!)友達になってくれて
そしてしょっちゅうではないけれど
たまに、ごくたまに
みんなで集まる機会を作ってくれる。

幸せ

それを感じる時間。
友達って、仲間って大事・・・・。




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今年の夏はそんな大切な仲間のうち2人のお誕生日を
あとの6人がサプライズでお祝いしようということになった。

日本国内のあちらこちらで暮らしている仲間なので
会って打ち合わせすることができなくて
携帯電話やメールのやりとりで
2ヶ月ぐらい前からそれぞれに愉しげな案を出し合って
そしてお祝いの会をした。

食事の最後のデザートプレートに
パテシエさんがメッセージを書いてくださるというので
これもまた事前に6人で何を書いてもらおうか
悩みに悩んで
いろんな案を終結したらこんなメッセージになった。

いつも、そう、どんなときでも人のことを真っ先に考えて
そして笑顔の絶えない素敵な彼女には
『Life is smile』
彼女の人生がずっと素敵な笑顔で満たされますように。

人以上の才能に恵まれていて、その上人の数倍努力家で
その上可愛らしい雰囲気がチャーミングな彼女には
『Enjoy your beautiful life』
彼女が心から彼女自身の人生を愉しみ続けることができますように。


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そんなサプライズの準備をしながら
本当はあとの6人が幸せにしてもらっているんだなぁ
サプライズってされるほうよりも、するほうが
うんと愉しくて、そして幸せなんだなぁ

そんな風にしみじみと思った夏の出来事。



そして、日本各地の友達といえば日本各地で暮らしている友人達と
同窓会もしたのでした。
こちらのクラスメイトも大人になってから出会った
素敵な(これまた素敵過ぎる!!)人たちばかりで
これもまた上記の仲間同様8人のグループで
たまに、ごくたまに会っている大切な友達。


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今回は名古屋で会いましょうということになって
地元で暮らしている子がお野菜だけでコース仕立てになっている
イタリアンを予約してくれました。
これがすこぶる美味しいお野菜で
すこぶる美味しいお料理で
もうもう大満足だったのでした。


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和菓子専門店「ocobo」さん

名古屋って大阪からはすぐに行けるところにあるのに
なかなか訪れる機会がなくて
今回の訪問が人生で2度目。
センスのいい友人が連れて行ってくれるお店はどこもかしこもセンスがよくて
あっという間に時間は過ぎてゆくのでした。

帰りの列車やバスの時刻が迫ってきた夕暮れ時
ひとり、ふたり・・・と帰路につく友人を見送りながら
寂しさよりも、こうして時々「会える」「会いたい」と思える友人がいることに
清々しい幸福感を覚えるのでした。

最後に食べてみたかった名古屋名物の味噌煮込みうどん。
ぐつぐつぐつぐつ・・・・・。
大好きになりました!!
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友達って不思議。
普段会わなくても心から消えることがなくて
どうしてるかなぁと思ったら相手もそう思っていて
メールや手紙がきたり
人づてに会うための企画があるよと知らせがきたり。

自分がその手を離さない限り
いや、もしも離しても
繋がっている。
(自分から離すつもりはないけれど(笑))
他人だけれど、他人じゃない。

友達って本当に不思議。
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by haijikg7 | 2012-09-20 00:21 | 思い | Trackback | Comments(2)

夏の思い出 #1

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暑い暑いと言っているうちにもうすっかり9月も中旬。
それでも日中はまだ暑くて
秋だけれど秋っぽくなくて。
でもでも、朝夕はすっかり涼しくて虫の音も聴こえはじめていて
やっぱり秋なんだぁ・・・。

そんな風なことを考えていたら
すっかり夏の間のことを書いていなかったんだった、
と思い至りました。

今年もたくさんの美味しい思い出があって
それらは
日差しや
人の話し声や
風鈴の音や
扇風機の風や
それから、
たくさん頂戴した葉書やお手紙や小包なんかと一緒に
忘れられない思い出になっている。

もうすっかり暦は夏を卒業しているのに
気持ちは夏を懐かしがっている(しゃれ? 違っ!)

しゅわーっと泡のように消えてしまうような日々の営みの中で
キラキラとした映像が残っている数々の出来事。
そんなことを思い出しながら書き留めてみようと思います。


 * = *


奈良町は大好きな場所。
商店街を歩くのも
奈良公園を歩くのも。
そして公園の向こうにあるイタリアンでゆっくりランチをしたら
また商店街に戻ってきて
そして・・・

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奈良の赤膚焼きの小ぶりの茶碗に氷が浮かんでいるお冷。
ここは『樫舎』さん。
氷が美味しいとこるぷんさんに教わって
そしてやっぱりすばらしく美味しかった。

氷を作るのにも何日もかけて作るそうで
もちろん抹茶にも餡子にも白玉にも
全部拘りがあって
で、お品書きにはちゃんと書かれてあったのに忘れてしまった・・・。

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店員さんに器のことなどもお尋ねしてみたり
決して大きいとはいえない店内で
お隣のお客様の声も聞こえてくる距離で
それなのに静かに時が流れている。

氷はもう言うことがないぐらいふんわりしていて冷っこくて。

すっかり満足。

思えば今年は氷を2回しか食べていないのでした。
でもこんなに美味しいのはひと夏に1回で十分贅沢だなぁ。


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『樫舎』さん。
「氷」のヒラヒラが風に揺れています。
夏の奈良。


そして思い出といえば
この夏は何度も朝茶事をしたのでした。
席主は叔母でいつものようにいろんなことを教わって
そしてそんなに手助けができていない半東なのですが
何度も続けてやっていると
朝茶事がもう大好きになりました。

もちろん朝日が高くならないうちに茶事を終え
お客様をお見送りするのですから
準備は夜を徹して、なのですが
そんなこと苦にならないほど愉しくて
真蒸を作ったり、お菓子を作ったり。

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主菓子 銘『玉藻』



叔母は朝茶事のときは飯次をざるにします。
蓮の葉っぱをしいて。
この蓮の葉っぱというのが、もう水があがらないわけで
こんなにみずみずしく保つことがとても難しいのですが
叔母はそれに拘ります。


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そして白米ではなく、千に打った生姜をしのばせて「生姜ご飯」にします。
これも叔母の朝茶事のこだわりです。
今年はシアトルにいたときに買って帰ってきたという
ワイルドライスを混ぜて白米を炊き上げ
それに生姜をしのばせました。
これと糠漬けと八丁味噌のお味噌汁だけで
私には十分すぎるご馳走なのですが
お客様には出汁巻きともう少し何か季節のものをお出しします。
雷干しをした瓜と貝柱の煮和え物とか
蒸しうにのゼリー寄せとか。


茶事の愉しみは「亭主七分に客三分」といいますが
叔母を見ているとそれ以上に愉しんでいる様子で
そのお手伝いをしている私もすっかり便乗して愉しませてもらっています。

秋になれば「茶事によい季節になりましたね」
なんて言いながらまた秋には秋でたくさんの愉しみが
そして極寒の冬の愉しみもまた格別で・・・。

でも今年は本当に愉しい朝茶事、嬉しい朝茶事をさせていただいた。


 * = *


こんなことを書き綴っていたら
どんどん夏の思い出がよみがえってきます。

もう一度写真を整理してもう少し夏の思い出を綴ってみようと思います・・・。
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by haijikg7 | 2012-09-15 13:12 | 思い | Trackback | Comments(7)