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「風鈴」

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「風鈴」  杉山一平

かすかな風に
風鈴がなっている

目をつむると
神様 あなたが
汗した人のために
氷の浮かんだコップの
匙(さじ)をうごかしておられるのが
きこえます



  * * *


関西在住の詩人・杉山一平さんが97歳で亡くなられたのは
今年の春のことだったように記憶している。


氏がこの詩を詠まれたのがいつだったのか存じないのだけれど
今日のような暑い日に「暑い、暑い」と当たり前のことを嘆かずに
こんな美しい詩を詠まれたのだろうかと思うと
心から尊敬せずにはおれない。

ご冥福をお祈りしつつ、今一度この詩を心に刻みたい。
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by haijikg7 | 2012-07-30 19:10 | 本や映画や舞台や音楽のこと | Trackback | Comments(4)

『朝の露』

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朝茶事。
夏の涼しさを楽しむ茶事。

漬物と炊き立てのご飯、そして汁。
少しの肴と涼やかなしつらえでお酒を酌み交わす。

朝日が昇るころには茶事も佳境に入りいよいよ濃茶一服となる。
その前にくどくない甘みで見た目に涼しく清らかなものを菓子で表現してみた。

菓子の銘は『朝の露』(あしたのつゆ)。
はかない露の中も未来への輝きが宿っている、そんな想いを込めて名づけてみた。



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先日から試作を繰り返しているの花火の菓子の寒天を材料にして
下半分は頭道明寺粉で食感を楽しめるように。
上半分は氷のような透明感を出し、アクセントに夏の日差しを連想させる金粉を使ってみた。



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自作の菓子器『鳥獣戯画』のガラス皿に盛り付ける。
緑の笹に雫が光っているような演出で、緑の器に透明な錦玉羹が
ひんやりと涼を呼ぶように。
鋭角に切り出した氷室の様子を連想させるように。



続き薄でお出しするお菓子は虫籠器に盛って。

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盛った干菓子は河藤製の割れ氷と青楓。
陽が高くなる前に薄茶で喉を潤していただきお客をお見送りする。

朝茶事はただただ「夏は涼しきように」と、こころして。

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by haijikg7 | 2012-07-24 22:10 | 和のお菓子 | Trackback | Comments(14)

梅雨明け

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梅雨明け。
明けたとたんに蝉の合唱が大きく聞こえた。
また夏がきたんだね。


梅雨が明けたら思い出す。
仲のよい友達3人で行ったライブ。
あの日も梅雨が明けたばかりの暑い夏だった。


だから。
梅雨が明けたらいつもこの曲を思い出す。

『メロディ』玉置浩二
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by haijikg7 | 2012-07-18 23:00 | 本や映画や舞台や音楽のこと | Trackback | Comments(2)

梅味噌

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今年の梅仕事は梅酒と梅味噌。

梅味噌が仕上がったので親しい友人に下手くそ絵手紙を添えて発送。



*教えてもらったレシピ*
 梅1キロ
 砂糖1キロ
 味噌1キロ
 (今回は梅300g、砂糖150g、味噌300gで。砂糖半量にしてみた。)
梅は洗ってヘタを取ってきれいに拭く。
砂糖と味噌を合わせてガラスかホーローの容器に梅と一緒に漬ける。
毎日1回混ぜる。
3日目ぐらいから梅がブヨブヨになってくるので爪楊枝で刺して中身が出るようにする。
続けて毎日混ぜる。
日々梅のエキスと砂糖により味噌がゆるくなってくる。
1週間か10日したらシャバシャバになるので、梅の中身を味噌に入れ、
梅の皮は細かく刻んで味噌の中に入れる。
鍋で1時間ほど絶え間なく火練りする。

野菜ディップにしてもよし、炊きたてご飯に乗せるもよし。
薄揚げをトースターで焼いた上に梅味噌を塗り茗荷や大葉などの薬味と一緒に。
あるいは鶏肉を焼いたのにつけてもよし、蒸したささみにつけてもよし。

ということであっという間になくなってしまう。

来年はもっとたくさん仕込まねば!
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by haijikg7 | 2012-07-17 07:32 | いただきます | Trackback | Comments(4)

今日の蝉籠

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もうすぐ梅雨があけるのだろうか。
蒸し暑い日本の夏に涼を感じるしつらえを。

今日の蝉籠に早々の桔梗一輪。


花入れ
 蝉籠

 鷹の羽すすき
 桔梗
 あざみ
 つわぶき
 珍珠梅(ちんしばい)

珍珠梅とは七竈のこと。
白玉の蕾がしずくのように涼を添えてくれる。


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by haijikg7 | 2012-07-15 12:34 | 茶道 | Trackback | Comments(2)

ひんやり本麻

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梅雨がまだ明けきらないというのに、寝苦しくなってきましたね。
まだ我が家ではエアコンはつけていません。
夕方に帰宅してシャワーを浴びたらそれほど暑さは気にならず
扇風機の風と風鈴の音で涼を感じています。

が、眠りにつくときに首の後ろがむわ~っと暑さを感じることもしばしば。

と思っていたら、今日おともだちのこるぷんさんから素敵な贈り物が届きました。
『近江ちぢみ ひんやり本麻』という麻のキルト枕パットです。

  ~天然麻は日本の夏に最適です~
天然繊維の中でもっとも涼しいといわれている「本麻」。
日本の高温多湿な季節に特に最適な天然素材です。
そのさわやかな涼感と感触はほかの天然繊維では味わうことはできません。
またコシが強いので汗ばんでも肌に密着せず、通気性にも優れています。
水分の吸収・発散も早いのも特徴です。
(製品の説明書より)

広げたらこんな感じ
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もちろん寝具といえば「ふとんやのおっちゃん」です。
ふとんやのおっちゃんのタグつき。
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ふとんやのおっちゃんとこで買った枕に装着してみました。
キルトケットは両面本麻で、キルトの中綿も麻。
ますます眠るのが楽しみな毎日です。
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by haijikg7 | 2012-07-14 12:45 | 拘り | Trackback | Comments(8)

蝉籠

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梅雨の晴れ間。
陽射しも厳しく、湿度も高く。
されど「夏は涼しきように」

茶道のお稽古で『花寄せ』。
大切に育てられたご丹精の花々を惜しげもなくご用意くださった先生と、
そしてその花たちに心から感謝して。

我が家の夏のしつらいに。


花入れ
 蝉籠


 姫檜扇(ひめひおうぎ)
 半夏至(はんげしょう)
 秋海棠(しゅうかいどう)

去年の蝉籠はコチラ
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by haijikg7 | 2012-07-11 12:22 | 茶道 | Trackback | Comments(0)

『夏の宵』

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花火を連想させる和菓子を作ろうと思って寒天で作ってみました。
まだ試作段階でこれをどんな風にしていったらいいのかと愉しく悩んでいます。


最初はこんな風に寒天が雲ってしまって。
これは多分溶かしたお砂糖が少なかったから?
冷蔵庫で冷やし固めたから?

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原因を探りながら、なんとか透明になりつつあるお菓子。
せっかくなので名前は『夏の宵』にしよう。
名前だけ先に決まっちゃいましたが、試作はまだまだ続きそうです。

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by haijikg7 | 2012-07-08 15:42 | 和のお菓子 | Trackback | Comments(4)

半白きゅうり

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地物の半白きゅうり。
半分白くて半分緑。
全部緑のきゅうりのほうが歴史的には浅いのだそう。

くるくる剥いて雷干しに。

厚みを4ミリに剥いたら
3%の塩水に昆布を入れて15分浸す。
それを風干しする。

↑というのはツイッターで中川さんが教えてくださったこと。
今まで間違ってたなぁ・・・と思いながら揺れる瓜を眺めた。

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by haijikg7 | 2012-07-07 15:27 | いただきます | Trackback | Comments(3)

梅酒

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今年も有機のおっちゃんのところで和歌山の無農薬の梅をわけていただいた。
2キロ買って、1キロは梅酒に、もう1キロは梅味噌に。

と、思ったら職場の方と有機のおっちゃんと
お二方に梅味噌のお裾分けをいただいた。

梅味噌ってほんっと美味しいですね。
もうたまらなくいい梅の香りのお味噌。

実のところ子供のころは梅もお味噌のお惣菜も好きではなかったのですが
自分で梅を漬けるようになってなんだか梅が愛おしくなってきたのでした。
お味噌もそう。
自分で作るようになってお味噌の香りがいいものだと気づくようになった。

で、今年は梅味噌を1キロ仕込もうと思っていたのですが
すでに300gぐらいいただいちゃったし・・・。

梅酒をたっぷり仕込もうっと♪
(酒飲み?)

でも梅味噌もやってみたいので
梅酒1.7キロ
梅味噌300g
なんだかんだ言ってもそんなに大仕事ではないのでした(笑)



梅酒は毎年黒糖焼酎「れんと」で仕込みます。
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by haijikg7 | 2012-07-04 22:47 | いただきます | Trackback | Comments(6)