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『宮本輝ミュージアム』

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追手門学院大学構内にある『宮本輝ミュージアム』。今年開設5周年を迎える。

秋の企画展として最新作『三十光年の星たち』展が開催されている。




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ミュージアムには氏の著書や愛用品などが展示されている。




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氏が生まれた時から現在に至るまでの経歴と著作年表が展示されている。
父母と共に写っている写真、幼い頃の写真に思わず笑みが浮かぶ。



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ミュージアムでは氏の作品から抜粋された文章をモチーフにした栞を
プレゼントしてくださる(非売品)。




宮本 輝

私はこの方の作品にめぐりあい、人生が変わった。

最初の出会いは高校2年のときだった。
当時の親友が読書家で(彼女は読書家であり、音楽家であり、勉強家であり、
大酒のみでもあった。  今はもう会うことは、ないけれど・・・。)
氏の著書を私に「これ、読んでみ。」と貸してくれたのだった。

『青が散る』だった。

けれど、どういうわけか私はいっこうにページを進めることができず、
未読のまま親友に返却した。
彼女は「そういうことって、あるよ。ほんなら、これ読んでみ。」

『春の夢』だった。

この作品との出会いによって私は宮本輝氏に傾倒していった。
ものの考え方も、男女の間のことについても、親子の絆についても。
氏の紡ぎだす言葉、それを織り成して造られてゆく文章。
目に浮かぶような情景の描写の巧みさに、まだ見たこともない町や風景を頭に描き、
いつしか小説の中に入り込んでそこに描かれている人々を
陰からそっと傍観しているような気分にさえなった。

それからは、前に未読にままだった『青が散る』、
『泥の河』『蛍川』『道頓堀川』の川三部作、エッセイ集、短編集、
新刊がでたら必ず初版本を購入し、それら全てを繰り返し繰り返し
読んではまた別の作品を再読する、という具合だった。

読むだけではおさまらなかった。
『道頓堀川』を読んでミナミのビリヤード場に入り浸った時期もあり、
『優駿』を読んで阪神競馬場へ足を運び、
『海岸列車』を読んで日本海に面する鎧という無人の駅に行き、
『ドナウの旅人』を読んでドイツや中欧を旅した。

そうすることで私は氏の小説の中の人たちに会えるような気がしたのだ。
それほど小説に登場する人々は活き活きと血の通った、
躍動感のある描かれ方をしている。

 * - *

私は氏の文章の一説をいくつかそらんじることができる。

大学生の頃は『青が散る』の一説を心に刻んでいた。
それは老教授が主人公に渇を入れる一言であった。

「若者はいつも自由でなくてはいけないが、もうひとつ潔癖でなければいけない。
自由と潔癖こそ青春の特権ではないか。」



いつしか時が経って社会人になった私は『ドナウの旅人』の一説を心に刻んだ。
それはドイツの厳格な、一人暮らしの未亡人の言葉である。

「賢すぎる女も、愚かすぎる女も、人生を劇のようには生きられないわ。
でも、それが楽しい劇だろうと哀しい劇だろうと、平凡な劇だろうと、
劇のない人生に真のしあわせなんかありませんよ。
そして劇は偶然には訪れたりしないわ。」


だから辛いと思う日も、楽しい日も、嬉しい日も、平凡な日も
「今日も劇の幕があいた」、と思って目覚める私なのである。
そして出来ることなら観ている人も演じている人も
後味の良い劇であろうと、思うのである。
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by haijikg7 | 2011-11-27 12:19 | 本や映画や舞台や音楽のこと | Trackback | Comments(4)

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さかさ暖簾をくぐると

白い飯が、ある。

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by haijikg7 | 2011-11-26 18:05 | いただきます | Trackback | Comments(6)

水入れ式

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昨日は新月でした。
ですので、やっとこの日が来ました。

ヒヤシンスの水入れの儀式。


水耕栽培は小学生以来です。
一人暮らしを始めたとき、(8年前)「絶対やってみよう」と思っていたことのひとつ。
それがヒヤシンスの水耕栽培でした。
(ささやかな願いです)

実家でもできたはずなのに、何故か私の中で「一人暮らし」=「ヒヤシンスの水耕栽培」でした。

そして8年間やらなかったのは、単なるものぐさでした。
(ささやかな願いをずっと楽しみにとっておいた、ともいう)

そしてそして、今年満を持してそのときがきたのです。


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ちょっと大き目のこの子は紫の花です(の、はずです)。

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向こう側にいる、ちょっと小ぶりなアノ子はピンクのお花(だと思います)。

本当は白いヒヤシンスも育てたかったのですが、
残念ながらご縁がありませんでした。


このヒヤシンスを栽培するにあたり、参考にさせていただいたかのお方のブログ。

我が家のヒヤシンスはどうなりますやら。

根が出るまでは暗くて寒いところとのことなので、
土の中をイメージしてクローゼットの中で過ごしてもらうことにします。

根が出てきたら窓辺に置きたいな。
こんな場所なんかどうだろう・・・。
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by haijikg7 | 2011-11-26 12:52 | ヒヤシンス | Trackback | Comments(4)

洋梨の恩送り

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北海道の眞理子さんから洋梨を送っていただいた。
「ゼネラル・ラ・クラーク」という品種。
とても大きくて立派な洋梨。
それも、うんとたくさん送ってくださった。

余市という町はフルーツ王国と呼ばれている町で
この洋梨もそこで生まれ育ったとのこと。

はるばる北海道から車や飛行機や列車に乗って大阪まで来てくれたんだなぁ。
大阪では(私が知っている限り)洋梨は栽培されていない。
マーケットに出回っている洋梨は数が少なく小ぶり。
だからこんな大きなのがたくさん目の前にあると
バチでもあたるんじゃないかと思うぐらい贅沢に思う。

部屋中が甘い香りでいっぱいになる。


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さて、こんなにたくさんの洋梨を、どなたにいただいてもらおうか。
独り占めはできない(バチがあたるから)。
実家の母、叔母、兄や兄嫁、姪や甥の顔が浮かぶ。
友人にも・・・。
それでもまだ余りあるほどの実りが芳香を放っている。

そしてふと思い出した。
Kaguyahimeさんがいつもおっしゃっている言葉。

「恩送り」。

自分が受けた恩を与えてくださった方にお返しするのではなく、
他の方にお返しする。
自分が出来る範囲でいい。
自分がもらった徳を他の人に送っていく。
そうしたら世の中には「恩」や「徳」が広がり、繋がっていく。

洋梨のお裾分けは、家族と少しの親戚・友人の分を頂戴して、
後はもっとたくさんの、そう、顔も名前も知らない、縁もゆかりもない人に
少しずつでもいい、多くの方に召し上がっていただきたい、と
私は「ガレリア」さんに託すことにした。

眞理子さんは「生で食べ切れなかったらキャラメリゼにしてもいいし、
冷凍もできるからね」、と教えてくださった。
でも、私のような素人が上手にお料理できるわけもなく、
ましてや美しいコンフィチュールに仕立てて人様にお配りする自信もない。
ならば、お料理のプロに託すのが一番いい。

ガレリアさんにお持ちすると、折りしも開店10周年記念特別コースを企画されているとのこと。
普段から一切の妥協をゆるされない孤高のピッツェリアは
洋梨を見て「お!」と小さく(しかし力強く)驚きのうめき声をもらし、
次に「これは・・・!本当にありがたいです。皆さんに最高の状態で食べていただきましょう」
と快く「恩送り」を引き受けてくださった。

お店の2階を改装して造られた植物工場で、
最適な温度で10周年記念ディナーの日まで追熟し・・・。


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なんと、デザートではなく、前菜にお使いくださいました。
そしてもちろんめっちゃ美味しいく仕立ててくださいました。

私は写真の為に生ハムを広げて中の洋梨を見せましたが、
包んだ生ハムの上からフォークを入れ、洋梨と一緒に口に含んだとき、
わずかに添えられているグラニータのかすかな冷たさに
一瞬「アレ?」と思う間もなく、生ハムの塩分と洋梨の甘さがマッチングする、という仕掛け。

(以下、このお料理の説明。ガレリアさんのブログより抜粋)

   * - *

一品目
《パルマ産切り立て生ハムと北海道産ラフランスのグノッコ》
生ハムは豚のモモ肉ですが、スネからお尻に近い部分の
油の乗った部分など部位により味が異なります。
塩味が入って味が濃いのはスネ、尻の裏は身もやや赤くココも味わい深い。
しかし、上品な洋ナシの味覚にあうのは尻の油の乗った部位です。
豚一匹あたり数百グラムしか取れないこの部分でグノッコをご用意します。
洋ナシは北海道の有名農園(名前忘れた!資料はお店)で作った
国内最高級のものでご用意します。
ちなみにグノッコとはイタリア式饅頭で私が作った言葉です。
ガレリアでしか通用しないのでご注意。

(以上 抜粋終わり)

   * - *

洋梨の品種は「ラ・フランス」ではなく「ゼネラル・ラ・クラーク」だっつーのに、
間違ってますが、これは大阪という風土のせいですので多めにみてください。
(大阪では洋梨=ラ・フランスと呼びます。)

そして農園の名前も失念していますが、これもお忙しいガレリアさんですので
赦してあげてください。
(ガレリア家ではこのとき第2子出産と重なり、第1子さんとクレーマークレーマ状態だったのです)

兎にも角にも、北海道の眞理子さんのご厚意が、
私を通過し、孤高のピッツェリア・ガレリアさんのお陰で
多くの方々に口福をもたらした。

ああ、洋梨の恩送り。
北の大地の実りが、素晴らしい料理人の手によって
多くの人を幸せにした。

また一つ食べ物のが人にとってどんなに幸せを与えるのかということを
教えていただいた出来事でした。
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by haijikg7 | 2011-11-25 03:39 | いただきます | Trackback | Comments(15)

落花生騒動

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友人が無農薬の立派な落花生を送ってくれた。
私の暮らす地域では生の落花生が出回らない。
私にとってはめずらしい生の落花生。
めずらしいから湯がき方もお料理方法も知らない。

湯がき方をググると、思ったより長い時間を要するようだ。
枝豆のように考えていたのだが、もっともっと長い時間湯がく。

湯がきたてはほくほくと甘くて美味しい。
「これがゆで落花生かぁ」と小さく感動した。

そんなことを送ってくれた友人にメールすると
「落花生豆腐も美味しいのだ」と返事がかえってきた。
残念ながら送ってもらったものは全部湯がいてしまったから
またいつかの機会にしようと思っていたら
すぐさま同じ友人からクール便が届いた。
開けると手作りの落花生豆腐だった。

「自分で作ったのもがあまりにも美味しかったので思わず送ります!!」
と小さなメモ。

感激して一口食べると滑らかでふんわりした舌触りにかすかに落花生の香り。
初めての落花生豆腐体験だった。
落花生豆腐も彼女の心遣いもとても嬉しくて、ありがとうメールを送った。
(私からはいつもありがとうのメールばかりだ。)

何日か後に、件の友人からまた落花生が届いた。
落花生は収穫の時期が短いのか、これで今年は最後だという。
「落花生豆腐にチャレンジしてみてね」とのこと。
作りたての味は格別らしい。

落花生豆腐の作り方をググってみると、葛で練るようだ。
落花生をミキサーにかけて落花生豆乳を作り、水で溶いた葛を入れて火にかける。
最初はしゃぶしゃぶだったのが、アレ?と手ごたえを感じたら
一気に粘りがでてきた。
ふつふつっ・・・と熱い落花生豆乳にいい具合の腰が生まれたら出来上がり。
型に入れて冷まし、食べてみた。

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出来上がったものは彼女が送ってくれたものよりもふんわり感がなくて
これはきっと作る人の人柄が違うんだなぁと感じながらいただいた。
かすかに落花生の香りがして、それだけは彼女と同じ。

冷やしてお醤油でいただくのも美味しいし、
煮物椀の椀種のように温かいお汁をはっても美味しかった。



 * --- *


またまた同じ友人と今度は会うことになって食事を一緒にした。
胡麻豆腐の美味しいお店だった。
胡麻豆腐を焼いて上から胡麻ペーストとあたり胡麻をかけたものが
このお店の看板メニューのようだった。
あつあつの胡麻豆腐をいただきながら彼女が私にくれたもの。
それは落花生で作った小さなお人形。
手作り作家さんの手によるものだとか。
置き物にするか、ペンダントトップにするか、はたまた携帯ストラップにするか。


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彼女曰く
「いくつかある落花生の人形の中からこの子を選んだのは
腰のくびれ具合が一番よかったから」



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秋の口福により私のくびれは・・・・・。
落花生ってけっこう高カロリーなのよね。
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by haijikg7 | 2011-11-22 14:30 | いただきます | Trackback | Comments(13)

おっちゃんのお陰です!『ロジャー』編

日本文化を教えてくださる真美弥さんがいてくださる一方で
外国の文化や言葉を教えてくださるのがロジャーです。
ロジャーは英会話の先生でした。
『でした』というのは私が英会話をやめたからで、
ロジャーが先生をやめたわけではありません。

カナダ人のロジャーは三人兄弟の真ん中です。
お兄さんと弟とは年子。
そのせいか(どのせいか?)ロジャーは人懐っこくて愉快です。

英会話をやめても「ボクタチは友だちでしょ♪」といってくださるので
時々食事をしたり、お互いのおうちに行ったりして遊んでいます。

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餡かけうどんを食べてあまりの美味しさに鼻血を出してる図

日本に来て10年以上でしょうか。
最初は京都で暮らしていたロジャーですが、英会話教室の就職(?)が
大阪だったのでいつしか大阪住民になったそうです。
けれど最初は京都から大阪の(しかも奈良に近い片田舎まで)通勤していたとのこと。

「カナダって広い国だから片道50キロぐらいでも普通なんだよネ~」と言っていました。


ロジャーには人生の節々で言葉ではなく心で応援してもらいました。
仕事で失敗したときも、愛犬のフックが亡くなったときも、
疲れて口さえきけなかったときも(口がきけないのに英会話に行った私も私ですが)、
兄が亡くなったときも・・・。
いつも言葉ではなく大きなハグで包んでくれました。

そんな時いつもロジャーは言います。
「ダイジョーブ」

だから私は大丈夫でした。

「言葉ではなく」というのは、私に英語の(ましてやフランス語の)理解力がないからで、
「先生が悪いからはいじは上達デキマセーーン。ゴメンネ。」と謝っているロジャー。

最近キッズクラスで遊びながら教えることは少々バテ気味(笑)のロジャーは
先日の誕生日のとき「今年AKBダヨ~~!」と言っていました。
48歳です。
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カメラを向けると異常に近づいてきます。
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by haijikg7 | 2011-11-20 15:00 | 日々のこと | Trackback | Comments(6)

おっちゃんのお陰です!『真美弥』編

美味しいピザやご飯などを庶民的なお値段で提供し続けてくださるおっちゃんや
おふとんを地道に(けれども熱く)語りお世話してくださるおっちゃんがおられる一方で
日本文化をしっかりと継承され私たちに教えてくださるのが真美弥さんです。

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騎馬草花紋 帯

真美弥さんは呉服屋さんです。
職業柄「おっちゃん」とは呼びにくいのですが、とても気さくな方です。

おかいこさんから糸のできるまで、
そして染や織りの技法について驚くほど広く深い知識をお持ちです。
それを素人にも理解できるようにわかりやすくお伝えくださる話術のおかげで
私たちは時間を忘れて解説を聞かせていただき、
そして本当に時間を忘れて遅くまでお邪魔してしまいます。

『私たち』とあえて言うのはこちら真美弥さんは
そもそもこるぷんさん御用達の呉服屋さんだったからです。
(再び登場させていまいました。)

真美弥さんはご主人も奥様も気さくで親切です。
お二人はとても中睦まじい鴛鴦夫婦でいらっしゃいます。

呉服屋さんというお仕事とはイメージが違うのですが
お二人は山歩きもお好きでいらっしゃるようです。
近くの山から日本名山まで、きっと長い年月をかけてお二人で歩かれたのだと思います。

そんなお二人に私たちはいつも癒されています。
そしてお二人を拝見していると人生には『相棒』が必要なんだなぁと思うのです。
朝に「おはよう」と言い合える人。
夜に「おやすみ」と言葉を掛け合える人。
ありきたりの生活にありきたりの幸せ。
お二人からは決して特別ではないけれど、根っこの深い幸せな空気が漂ってくるのです。

人生の幸福ってこういうことだなぁとしみじみと教えてくださる真美弥さんなのです。
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by haijikg7 | 2011-11-20 14:35 | 日々のこと | Trackback | Comments(4)

おっちゃんのお陰です!『ふとん屋のおっちゃん』編

最近お出逢いをいただきましたのは、ふとん屋のおっちゃんです。
「大阪・ふとん屋のおっちゃん」こと「睡眠考房まつい」の店主さんです。

以前から寝具には興味を持っていたのですが、
ベッド、マット、羽毛、シーツ、枕・・・。
アイテムも多いし、どのお店(メーカー)も薀蓄がばらばらで
(それぞれに素晴らしいのですが)
どれをどのように信用していいかわからないまま時だけが過ぎていました。

洋服は試着できますし、食品も(場合によっては)試食や試飲ができます。
けれどふとんだけは試してみることができない。
それにしては高額なものが多く、モノによっては「一生もの」なんて書いてある。

一生使う(つもり)のものをカタログやちょっと触っただけで買えますか?
(否、買えない。)
もしかしたら一生ものだと思って買ったものが1週間で、いや場合によっては
一晩で「ダメだこりゃ・・・」になることもあるわけで。
各社メーカーさんが嘘をおっしゃっているとは言いません。
ただ、「自分の身体に合うかどうか」なんです。
それでも試睡眠をできないまま購入に踏み切らなくてはならない。

しかし、ここにそれを実現させてくださるおっちゃんがおられるのです。
それがふとん屋のおっちゃんです。

おっちゃんはご自分のお店を改装され、お客様がご自分に合ったベッド(もしくは床)、
マット、シーツ、ふとんで眠れるように体験宿泊ルームを作られました。
(無料です!なんちゅう親切。)
私と同じく寝具を探していてそのことに行き当たったこるぷんさん(突然登場させてすみません)にお誘いをうけ、
宿泊させてもらってきました。

1泊だけでは判らなかったので(あたりまえか、寝てるんやもんね)
急遽2泊させていただき、これまた違う素材のものを体験させていただいたのです。

体験宿泊の結果、私はまずは今使用している上掛けの
羽毛布団の羽毛を(ふとんから出して)洗っていただき、
ダブルからセミダブルに大きさを変えて仕立て直ししていただくことになりました。
今日、そのおふとんが送られてきたのですが、
生地といい、羽毛の感触といいめちゃめちゃいい具合にリフォームされていました。
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それは無駄に膨らんでいなくて(過剰に膨らんでいるのはかえって隙間が増えて冷える)
キルトの升目も 5×6=30升 という細かさでフィット感がありそうです。
自分の体温で睡眠の温度を温かく保てるおふとんになっていました。(おっちゃんの受け売り)

おっちゃん曰く
「羽毛も生地も一生使えるものはないよ。メンテしながら使いましょうね。
それから丸洗いでは限界があるので、中身を選別して洗って仕立て直そうね」とのことでした。

送られてきたリフォーム後の羽毛ぶとんには
「元羽毛を残し、足らずは質のよいホワイトグースを余分に足しました」
と書かれていました。

おっちゃん、儲け度外視ですか?
恐縮するぐらい親切です。

そして興味のある方はおっちゃんのブログをご覧になったらおわかりいただけますが、
決して「売ろう」とはされていません。
このあたりのポリシーも体験宿泊のときに詳しくお伺いしたのですが、
ようするに「無理して買ってもらわなくてもいいし、無理して売るのもやめた」とのことでした。
必要なものが必要な人のところにいく、というお手伝いをしているという感覚なのだと思います。


ああ、本当は敷き布団のことや、シーツのことや、
枕のことや、パジャマのこと・・・。
おっちゃんに講義を受けた情報を書きたくて仕方ないのですが
ちょうど時間となりました(河内音頭か?)。

途中からおっちゃんのことではなくふとんのことに筆が滑りましたが、
とにかく睡眠プロフェッショナルのおっちゃんなのです!と締めたいと思います。
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by haijikg7 | 2011-11-20 14:30 | 日々のこと | Trackback | Comments(8)

おっちゃんのお陰です!『銀シャリげこ亭』編

イタリアンのおっちゃん(にいちゃん)がおられるなら、
日本のご飯を極めるおっちゃん(おじいちゃん)も忘れてはなりません。

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銀シャリげこ亭の飯炊き仙人です。

まったくもってあきれるほどお元気な80(+数年 定かではない)歳のおっちゃんです。
白米をこんなに美味しく炊いてくださる方が身近にいてくださるのは幸せです。

超ええ笑顔のおっちゃんは、
「結婚して一度もおかあさん(奥さん)と喧嘩をしたことがないよ。
苦労はかけてるけど、その分大事にしているつもり。『つもり』やけどね~(笑)」
とこぼれるような笑顔で話してくださいます。

おっちゃんの炊かれるご飯とおばちゃんと長男さん達が作られる美味しいお惣菜。
お店にはいつも美味しいご飯を食べにくる人でいっぱいです。
私はこのお店でいつも「日本人でよかったなぁ」の気持ちをいただいて帰ります。
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by haijikg7 | 2011-11-20 14:22 | 日々のこと | Trackback | Comments(4)

おっちゃんのお陰です!『ガレリア』編

有機のおっちゃんがお薦めされている超安全な食材を使っているお店のひとつに
ガレリアさんがあります。
ガレリアさんは(おっちゃんというよりにいちゃんです)とてもこだわりのある
ナポリピザのピッツェリアです。

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(注:ナポリピザなのでカッリカリ系のピザのお好きな方のお好みには合わないかもしれません)

お店で出されるものは一部のジュースやコーヒー、紅茶、アルコールを除いて
すべて手作りです。
そして出来るだけ国産のものを使用し、
出来るだけ近所で採れるものを使用されています。
国産もので美味しくできないときは、素材を変えるのではなく
出来るまで研究されます。
「自分の子供に安心して食べさせることができるものしか作らない・売らない」というのが信条です。

そしてめちゃくちゃに美味しいです。
ガレリアさんの熱い情熱があつあつのピザに乗り移っているような美味しさです。
野菜もご自分で育てられているこだわりには頭が下がります。
ソーセージもベーコンもアイスクリームもジェラートもご自分で納得されるまで研究し作られます。
10年前にエンジニアから脱サラをして一から自分でメニューを開発され、
今も現在進行形でその開発は続いています。
だからガレリアさんには「前のほうが美味しかったね」ということが絶対にありません。

先週お伺いした10周年記念のディナーには感動すら覚えました。
第2子さんが誕生し、上のお子さんとクレーマークレーマーしながら
そして看護の必要なご家族もおありになりながら
妥協せず己の仕事には没頭する。
このことはまた別の記事を書きたいと思います。

ガレリアさんには月に一度行くか行かないかの私ですが、
いつもこのお店に行くと「真面目に遊ぶ」余裕のようなものをいただいて帰ります。
これからもますます期待の高まるガレリアさんです。
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by haijikg7 | 2011-11-20 14:20 | 日々のこと | Trackback | Comments(4)