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長き一日

毎回、選挙事務をすると思います。

「なんて長いんだ」

昔は午前7時から午後6時までが投票時間だったのに。
午後8時まで延長されたって結局投票率は変わらない。
午後8時まで、だらだらと続くだけなのに。
不在者投票や期日前投票があるんだから、当日は夕方まででいいじゃん。

たった2時間延長されただけやろ、と大げさに聞こえます?
この2時間、長いよ~。
朝、出かける前の1分はあんなに短いのに、それにくらべて選挙の最後2時間は「まばたきしないで、何分耐えれるか」の最初の15秒ぐらい、長いです。

私の担当している投票所は地域の中でもかなり田舎です。
有権者数は700名をきります。
だから1時間に平均10名~20名ぐらいの人しか来ません。
来る人は、だいたいご夫婦そろって来られます。
時には親子そろって。
時には同居している若夫婦と親夫婦と孫と一緒に来られます。

村の方々と投票所の係員、立会い人、すべて顔見知りです。
時には親戚同士です。
(私だけがよそのヒトです。)

そんな風土の場所です。
だから、ごく稀に顔の知らない人が投票に来られたら
「あの方は入り人(いりびと)さんやね」(引っ越してきたひとやね)なんておっしゃいます。

こんな過疎な場所なので、今日のようにさぶ~い日は雪が降りまくりです。
横なぐりの雪です。もろに山の中なので。
そして投票所そのものが屋外です。
いえ、正確に言うと半屋外です。

普通、投票所は公民館とか学校ですが、ここは村の野菜や果物の出荷場なので、屋根と壁はありますが、

扉がない !!

しかも間口が15メートル以上もある、つまりトラックが出入りできる大きな空間が開いた状態のまんまの場所。

扉が開放された倉庫を連想していただいたら一番わかりやすいです。
天井は高くて足元はコンクリートそのもの。

この、平成も20年になろうかという時代に寒さ対策は

「ビニールゥ~」(どらえもん風でどうそ)

長テーブルの脚に農協で買ったビニールをまいて風を防ぐのが唯一の対策。
しかも、このビニール、めちゃ薄っ!!
ビニールというよりサランラップみたいなペンペラ、ペン状態。

こんな状況で、しかも忙しくない状態で13時間でっせ。
寒いわ、退屈やわ、間がもたん。

もう、私はなりきるっきゃないでしょ。
「変幻自在のキャラ姉さん」に。

投票所の人々相手に「友近」状態です。

もう、疲れる疲れる。

はっきり言って投票所にいる人々はおっちゃんだけです。
6人のおっちゃん相手に13時間、トークショーです。
立会人さんは平均年齢70歳。
投票所の係員さんらは平均年齢56歳。

ネタの出すタイミング、話をふる順番を考えながら、みんなが退屈しないように、かつ、まじめにお仕事できるようにデレクトする。

早い時間からみんなが食いつく話をふったら、後がダレる。
かといって、最初にシラケさせたら一日が長く感じる。
そして最後のほうに話題が途切れたら、それこそ最終コーナーを曲がりきれなくなる。

かつ、仕事は正確に、迅速に。

イライまくり、イラワレまくりの13時間。

もう、終わる頃はヘトヘトです。
しかもこの努力、おっちゃんらは全くわかってないのがみそ。
すべて私の「天然」やと思ってるようで。

さすがに終わった頃は真っ白に燃え尽きます。

今日なんかは寒くて意識が遠のきました。

帰宅後、すぐにお風呂に入りました。
篤姫なんて、見てらんないわよっ!!

お風呂につかりながらビール呑みまして、やっとくつろげました。

30分ほど浸かってると係員の責任者のおっちゃんから携帯電話が。
何か不都合があったのか、と凍りつく。
まさか、今日の私、ふざけすぎて何かやらかしたか?
だってやっぱり国民の権利に関する事務作業。
何かあったら大変です。

電話にでると、おっちゃんいわく、
「いや~、明日でもよかってんけど、報告したくて。開票場所に投票用紙を持っていったら、ウチが1番か2番で、こんなに迅速に正確に投票用紙をお届けできたのは事務をしてくださった皆さんのおかげなので、お礼をいいたくて。」とのこと。
まあ、こういうの、競争ではないのですが、各投票所の責任者の方々はどこの投票所よりも早く、正確に、国民の皆さんが書かれた投票用紙を納めたいようでして、おっちゃん、早かったのが嬉しかったみたいでした。

変幻自在のキャラ姉さんとしては、
「やりましたね!!責任者さんの統率力の賜物ですよ。今日は、かしまし過ぎて、すびばせんでした~」
と、おっちゃんの嬉しい気持ちに同調させてもらって、ヤレヤレな一日が終わったというわけです。

でもさぁ、あんだけ時間かけてやった選挙も開票前に出口調査で
「橋下とおるに確定」されたらねえ。
私の13時間、何やったん?って思うわ。
結果、早っ!!

まあ、今後の彼の政治活動がどうなるか興味はつきませんが。
みんなで見守りつつ、ヤイヤイいいましょう。

みんなの1票で決まったことやしね。
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by haijikg7 | 2008-01-28 22:06 | WORK | Trackback | Comments(0)

Pranaさんとゆうきの八百屋の相対性理論

昨日の夕方、帰宅中の電車の中で、こるぷんさんから美味しそうな写メが届き、その写真の中に粕汁らしきものがあったので、夕食は粕汁モードになりました。

で、材料を買いに行ってきました、ゆうきの八百屋(またかよ)。

先客がおられ、どうやら家族の中に風邪ひきの人がおられるようで、そのための食養について、すでにおっちゃんが講義中でした。

おっちゃんの講義の長さを知っている私は
「こりゃ、かかるな、時間。」と思いつつじっくり買い物してました。
粕汁にいれるための厚揚げ、きのこ類、こんにゃく、れんこん、ごぼうなどをチョイスし、
その他、普段はおっちゃんの講義のためにじっくり見れなかった他の棚もゆっくり拝見。

普段、店に行って商品見られへん状況ってどうよ。

ちょうど風邪ひき講義も終わりかけたのでレジへ行くと、先客さんが最後の一言とばかりに
「娘はね、豆乳飲みはじめてから調子いいんよ。」なんてこと言うからおっちゃんのスイッチが
せっかく「強→中→弱」までいってたのに、また「強」になってしまい、豆乳講義が再開されてしまいまして、私もレジ横で聴くはめになりました。

先客さんが私に気を遣って講義の途中で帰るという荒技にでたため、意外と早く私の番がまわってきました。
店内でどうしても見つけれなかった今日のメイン「酒粕」をほしいというと、
おっちゃんの酒粕スイッチが入ってしまい、本物の酒粕しか扱わないので2月に入らないと入荷しない、
とのこと。
酒粕買うのにこんな苦労が待っていようとは。

「今日は絶対粕汁を食べたいんです。」と言ってみると「あるよね、そういうことって。」と同感はしてくれましたが酒粕は「売ってないよ」と入手できず。

試しに店内にたくさんの種類があった「甘酒」を指差し、
「甘酒を酒粕がわりに入れたらどうでしょうね。」と尋ねてみたら
「それは、甘いんちゃう?」と却下されました。
マクロのものって甘くないものばっかりなのに甘酒は甘いんかよ。


「無農薬の白菜や大根をもらって調理方法が底をついたので粕汁に入れようと思ったんですが。」と言うと、
何を思ったのか、
「餃子の皮を作って、それに味噌と刻みネギのせて、グルグルって巻いて、棒状になったそれをさらに蛇みたいに渦巻状に巻いて焼いたら美味しいよ。」と言う。

あの、白菜と大根どこへいったんですか?
はてな?
何、言うてはりますか?

「それで、クスクスあるやん。あれを・・・・。」とレシピは続きますが白菜と大根は忘却の彼方。

「そういうの本当に美味しいから、中級行かな、そういうの教えてもらわれへんよ。」
なるほど、中級に進みなさい、の話でしたのね。

私が悪かったです。
おっちゃんの講義についていくにはまだまだ未熟でした。

合点がいった顔の私を見て、やっと大根のレシピが。
「大根はね、それだけをついて、上からじゃこかけて食べるだけでも十分美味しいから。」
私、そんなことさえ知らない顔してます?
それぐらいなら思いつくんですけど。
しかもここ数日、雪で寒いのに、煮るレシピないんかよ。
「じゃこの替わりに他のトッピングでもいいで。」とおっちゃん。
もう、ええっちゅうねん。他のトッピングっちゅうアバウトなアドバイスで「はい、はい。」っていうの、奥さんだけやから。

でもこれ以上話してたら晩御飯が夜食になる。
レジ横に陳列してあるマスタークックが目にはいったので、
「マスタークックいつか買いたいんで、パンフレット下さい。」
というと、マスタークック・プチ講義があり、
「これで玄米炊いたら美味しいよ。こんな商売してるけど、前は玄米なんかマズイと思ってたからお客さんにも『玄米より分つきにし~』ってすすめててんけど、マスタークックで炊いたら美味しかったから、ホンマにオススメやよ。」って。

さらに「玄米って最初の印象で食べれるかどうか決まるよね。今まで玄米のことマズイって言って悪かったって思ったわ、玄米に。」
あ、そ、そうなんや。玄米に悪かったんや。お客さんスルー。

で、さらに「玄米食べれた?最初から。」と聞かれたので、
「最初にマクロと出会ったのがカフェ・PRANAさんだったんです。ご存知ですか?」と聞くと、
いつの間にかおっちゃんの横で会話に参加(首を振るだけやけど)してた奥さんが、すかさず「知ってます。知ってます。はい、はい。」と食いついてきて、
「正食の教室でPRANAさんのスタッフの人と同じクラスなんです。」ですと!!

「○○さんですか?」と唯一、私が名前を知っている人の名を言うと、関係ないおっちゃんが、
「違う、背の高い人。」と答える。
そして続いて「PRANAさんは美味しく提供してはるよね。」って。
え?ご存知ですか?
美味しいっていうからには食べたんですね。
でもそのツコッミを入れる前に奥さんが
「何ていう名前の人やったかな~。下の名前は○○さんなんだけどなあ~。」とおっちゃんと見つめあうので、
レジむこうの二人の熱い視線に「これなら毎日会話するな。」と納得させられつつも、PRANAさんのどなたかと聞いたところで今日の晩御飯に関係ないねんけど・・・。
でも二人で思い出そうと視線を絡めあってるので、しばし待つも回答はナシ。

「あの、余計なことなんですけど、もし奈良に行かれる機会があれば『菜一輪』さんもとっても美味しいですよ。」と言うと
「行ったことはないけど、場所は知ってます。大学のもう少し行ったとこね。」とおっちゃん。
あんた、何でも知ってるやん。
今度、あんたの知らんこと見つけるのが私の課題やんか。

いつの間にか姿を消した奥さんにさよならもできず、「じゃ、また。」と帰宅。
家に帰ってご飯食べれたの、晩の9時過ぎ。

白菜と大根と餃子の皮と・・・と私の頭がプチ・パニックになってるところで伝授してくれてはった「クスクスのレシピ」は次回もう一度問いたださねば。
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by haijikg7 | 2008-01-24 21:59 | マクロビオティック | Trackback | Comments(0)

これからどうするか、考え中

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今年初めての正食協会に行きました。
私が習っている初級クラスの土曜日組には色んな個性派勢ぞろいで料理も楽しいですが、むしろクラスの人々と会うことが楽しいです。

今回もそうでした。

献立は
・粟入り玄米ご飯
・蕎麦がきの清汁仕立て
・蓮根とグルテンミートの味噌煮
・煮なます
・小豆昆布
です。

この小豆昆布、先生がおっしゃるには、
「食養のものですから一生、この作り方を忘れないように。」
とのこと。

作り方自体は簡単ですが分量も作り方も少しでも変えると全く美味しくなくなるので、そうなると思わず砂糖を入れてみなさんお善哉にしてしまわれるとか。

実際初めて食べた感想は「う~ん・・・。砂糖入れたいな。」でした。

このクラスもあと3回で卒業です。
で、試食しながら次、どうするかという話になり、
「また春・夏コースの初級を受ける」
「中級に進む」
と大きく二つに分かれました。
一度正食協会の上級まで受けた人が2人いて、その人達はどちらの選択もいいけど、人それぞれなので、とのこと。

今回は秋・冬コースの初級コースだったので、必然的に使う野菜が秋・冬のものばかりでしたので、では春・夏コースも初級受けようかな、と考えながら帰宅。

帰宅後はゆうきの八百屋へ
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by haijikg7 | 2008-01-22 21:51 | マクロビオティック | Trackback | Comments(4)

ゆうきの八百屋に行った

引越し後、初めて「ゆうきの八百屋」へ行きました。
相変わらず、店内は寒くて店主の「おっちゃん」は定番の「青島君カーキジャケット」を着ていました。
こるぷんさん直伝のホットプレート玄米石焼ビピンパを作ろうと野菜を購入。
安心・安全なものばかりなので、安堵感いっぱいの買い物タイムです。

「先日は、私の引越しの折、何度か友人がこのお店におじゃましたんですが。(覚えてる?)」
と話し掛けると、
「たくさんお友達が手伝いに来てくれてて、よかったね。」
と言ってくださいました。
ちゃんと覚えてくれてたんや~。
「友人が『世界一安全なドーナツ』を食べたいって言ってましたが、いつ買えますか?」
と尋ねると、
「いつでも買えます。」
とのこと。
おっちゃんのスイッチも、フライヤーのスイッチも入ったみたいです。

葛断食のことやスキンケアのことなども伝授くださり、途中、別のお客さんのレジをしながらも話がとめどなく続いて30分ぐらい講義を聴きました。

話好きなのか、マクロ好きなのか、とにかく色々教えてくださるので嬉しいです。
正食協会に通ってることを話すと、おっちゃんの奥さんも今年中級を受講されるとのことで、グッと親近感も湧きました。

そして相変わらず人様の善意で成り立ってる状態のお店なので、突っ込みどころ満載でした。
先日、引越しの時にこるぷんさん達がお買い物をしてくれた折、「コチュジャン」もこのお店で買ってきてくれたと思うのですが、後日、瓶をよく見ると賞味期限が「07.10.19」となっていて、驚きました。

私は賞味期限には曖昧な反応しかしないのですが、すっかり期限がきれてるものを売るのはどうだろうか、と思いました。
化学薬品や農薬などにはうるさいおっちゃんも賞味期限には疎いのですか?
でもそれでも許す、許す。
おっちゃん好きやから。

週末は10%offということなので、また行こうと思います。
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by haijikg7 | 2008-01-17 21:48 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

引越ししました

パリから帰国してずっとブログを更新していなかったのには理由があります。
引越し対応でNTTさんの工事の関係上1月9日以降しかPCが使えなかったからであります。

で、ようやくPCのセッティングができました。

最後は以外にもおセンチになったパリの夜。
帰国便ですっかり疲れがでてしまい、機内食・2食とも口にさえできないほどのヘタレ加減で、ほうほうの体たらくでした。

そしてその翌日(1月5日)。
久々に実家の母に会い、意外にも元気そうなので少し話すこともでき、「引越しは友人が泊り込みできてくれるから大丈夫だ」と言ったのが運のつき。
そんな大変なことを引き受けてくれた人に風邪でもひかせたら大ごとだと寒さ対策の講義を聞く羽目になり、「もしも寒かったら・・・」とあらゆる昔の人の知恵を伝授される。
もう、帰りたいよ、夜も遅いし、と言いたいが元気そうな母の姿がうれしくてついつい、聞いてしまう。
最後に母が「数年とはいえ、住み慣れた部屋を後にするのは寂しかろう。」などと言うので、
それまでは全くそんな風に思っていなかったのにいざ自宅に戻ると
「今日でこの部屋ともお別れかぁ。」とおセンチに火がつき、呑みながら、最後のダンボール詰めしつつ、
気づけば朝の5時。 日付はとっくに1月6日になってます。

引越し屋さんが朝8時にやってきて、怒涛の引越しは5時間ほどで完了。

ランチを買って駆けつけてくれた友人とダンボールのジャングルジムの中で もそもそお寿司を頬張る。
食べたら眠いし、疲れてて座り込んでしまう。 旅行疲れと徹夜疲れ。
もう、今日は何もできない。
でも友人が「せっかくきたから、何かひとつでも片付けて帰る。」というので、ベランダのガーデニングをする。
そしてテレビの配線もしてくれる。

友人も引き上げ、なんだかぐったりしつつ今日からここで暮らすんだなぁ、と感慨も新たになったところでちょこっとずつ部屋を片付けるも、遅々として進まず。
結局夜中の2時になっても何の目処もつかないので寝ることに。
明日(1月7日)はマイミクのこるぷんさんが来てくれる。
そして明日は仕事も初出勤。

実は引っ越すにあたり、何人かの友人を頭に描き、「趣味・お稽古関係でアノ人、職場関係ではアノ人、呑み友達ではアノ人・・・」と引越し部隊にめぼしをつけていたのですが、最終的には最近仲良くしてもらっているこるぷんさんとそのつながりで知り合った方々に思い切ってお願いしたのにはわけがあります。

引越し作業という非日常なことをお願いするのに、てんでバラバラの友人達を一同に介してもらっても、
きっとお互いに気を遣いあって思うようにはかどらない公算が高い。
けれど一人二人でやるにはあまりにも心もとない。
最近知り合った人たちだけれど、マイミクの皆さんならきっと手際よく、かつフレンドリーに手伝ってもらえるはず。
そして数回しか(中には1回しか)会ったことがない人だけど、私の感性で判断すると、
「しんどい」仕事を「楽しく」してくれるはず。
そんな私の思い。
そんなことは全く口にはしなかったのに、みごとにその思いに応えてくれたのが彼女達です。

こるぷんさん、よつば日和さん、真雪さん、高山さん、ありがとう!!

何もかもはこるぷんさんにお願いしたところから始まりました。
こんなめんどうなことを「嬉しい依頼」と胸をたたいて引き受けてくれたこと。
そしてこるぷんさんのたたいた胸先三寸にはよつば日和さんと真雪さんがおられ、
こるぷん号令に直ちに「ラジャー!!(^^ゞ)」とよい返事をくださったお二人に感謝しきれない結果になるとは、お願いした頃の私は想像すらしていませんでした。

さて、初出勤の仕事をさっくりと終え、帰宅するとこるぷんさんが「ゆうきの八百屋」のお店にすでに来てくれていて、おまけに親戚の方のお手打ちの蕎麦や、さんまの干物とこれまた美味しい饂飩を持参してくださる。

「蕎麦は引越し蕎麦ですよ。」と言ってくださる。
なんだか、大感激。
引越し蕎麦なんて発想があたりまえのように思えますが、当事者にはなかなか思いつかないもので、
忙しくても、ココロが穏やかになるような気分になる。
けれど茹で方も出汁も最悪の出来で、すっかりゆるゆるのお蕎麦になってしまい、もう呑むしかないなぁ、の世界。

話に花が咲き、次から次へ話しているうちに終電もなくなり、こるぷんさんにはお泊りいただくことに。
連日の睡眠不足からか、肩が凝ってるからというと真夜中なのにマッサージまでしてくださる。
それも全身。
肩も背中も脚も。ココロがほどけそうになりつつ、まだまだ話す。
そしたら朝の4時半だ。

翌朝(1月8日)は二人して「ちりとてちん」が終わるや否や電車に乗り込む。
寝不足の目をこすりつつ、二人とも仕事です。
私のほうの仕事はうまく片付いて、お昼から休暇をもらえたので、これはラッキーと帰路につく。

途中、駅前のドラッグストアで「カビとりハイター・ストロング」を3本購入。
私はお風呂洗いが好きで、ユニットバスを解体してまで洗浄するのが趣味。
こるぷんさんに「昼から休めたから・・・」とメールをすると「少しでも昼寝をするように。」と返信。
なるへそ、それもアリか、と思うが、いざお風呂掃除を始めたらおもいっきり火がついてしまい、あと、ガスレンジ周りも掃除してしまう。

これはいけないゾ。
だって掃除なんてあとからでも出来ること。
本当はこのダンボールの山、また山を片付けることが先決なのに。

そうこうするうちに夕方、こるぷんさん、そしてよつば日和さんも登場。
まずは夕食づくりだということで、台所の片付けから始める。
いよいよダンボールを片付ける作業に突入、というわけです。
こるぷんさんとよつば日和さんが手際よくダンボールから食器や調理器具を出してくださり、
ダンボールを解体してくださる。
私はそれを棚に仕舞っていく。
あらかた片付くといつの間にかキッチンにいたはずの私がリビングにいて、キッチンにはよつばさんとこるぷんさんが立っておられる。

「え?いつの間にキッチンが片付いたん?」というぐらいの早業。

こるぷんさん持参の美味しい饂飩でお二人が野菜鍋を作ってくださる。
土鍋でグツグツ美味しそうな鍋料理。
そしてこるぷんさんお手製の豆腐の味噌漬けも。
けれどこれはお酒のあてに最高。
でも今、ここで呑んだら片付けれないゾ、と辛うじてその気持ちを自粛し、これは夜中に酒盛りと共にいただくことにする。
夕食の途中、スタイリストの友人が陣中見舞い&部屋の家具の配置をアドバイスに来てくれたので彼女も一緒にご馳走になる。

もう、この夕食が半端なくうまい!うまい!!
ずるずる・パクパク完食で~す。
引越し作業中にこんなご馳走にありつけるなんて。
本当ならホカ弁とか、ピザとかが普通でしょ。
手作りの夕食ですよ。
しかもマクロビ。

海外旅行で疲れ果てた胃にやさしい食事が染み込むのが実感できるシロモノでした。

夕食後は和室の片付け。
これもまた予想をはるかに上回る要領のよさ。
天袋、押入れ・・・とドンドン収納されていく。
これが驚いたことに、私自身がきちんとどこに何を収納したかわかるようにサポートしてくださっている。

ああ、これこそが真の手伝いなんだな、と感激。

もう、すっかりぐったりしているはずなのにきちんと夜の宴会も用意されてて、
こるぷんさん持参の秋刀魚の干物と豆腐の味噌漬けを肴に呑み会です。
片付けと料理を一手に引き受けてくださり、お風呂は自宅で入ってきたので・・・と何かにつけ段取り最強の
よつばさんは眠いモードでしたが結局朝方4時まで酒盛りは続きました。

あたし達って、いったい・・・。10代か?

翌日(1月9日)最終日。
本当は最終日とは実のところ、思ってませんでした。
ダンボールが半分ぐらい片付くのが関の山なのかも、と。

ほどなく高山さんが昼食づくりに参上。
そして真雪さんも得意料理の自家製フランスパンを前の夜から仕込んで持参してくださいました。
真雪さん、夜にバンバンパン生地をこねて、シバイてたのが階下の住人に注意され、
凹んでいらっしゃいました。
ああ、ゴメンね。無理させたね。
でも、めっちゃ美味しくてもっと食べたい!食べたい!!!
でも人数考えたらあんまり食べれない!!!
食いたいやんけぇ~、とにわかに河内弁で心の中で叫ぶぐらい美味しいパンでした。

昼食は昨夜の饂飩が焼きうどんに姿を変え、真雪パンと真雪ホットケーキでたらふくご馳走をいただきました。
なんて幸せ。昨夜に引き続きのお手製ランチ。

このランチで力をしっかりつけてもらって最終の片付け。
本棚の中に蔵書を詰めてゆきます。

真雪さん、あなたすごいですよ。
私「宮本輝の本、下さい。」「先に上下とかシリーズになってるの、下さい。」「次・・」
といいたい放題なのをきちんと要望どおり手渡してくださる。
本ぐらい片付けながらやり直すことがめんどうなものはありません。
それがほぼ一発で片付くんです。

その間、よつばさん、あなたも気がつき過ぎます。
「何しましょう?」「カーテン、かけ終わりました」などなど。
そしてこまめにお掃除しつつ、作業しまくり。

そんな全体を統括しつつ、ダンボールをズンズンまとめてゆき、食べた後片付けやみんなが作業しやすいように先先を読んで行動するこるぷんさん。

途中陣中見舞いで参加してくれた友人も含めて全員でワッセワッセと作業、作業。
入居時に部屋の洗いをケッチったせいで、いたるところ汚れているマンションの隅々まで掃除してくれて、夕方には大マクロビ会を開催することができました。

よつば日和さんがよつば尚宮になって、(ここからは「チャングムの誓い」を見てない人には「?」です。)
れんこんの西洋風蒸し煮料理とホットプレート玄米石焼ビピンバ(これはこるぷんアイデア)。
そして有機野菜(キャベツと菊芋)のサラダ。
サラダには昨夜の豆腐の味噌漬けをベースにしたドレッシング。
こるぷんさん持参の無農薬イチゴ。
真雪さん作のフランスパン(お昼の遠慮の塊が夜にはシバキ合い争奪戦となった。)などなどが用意されてました。

よそのキッチンってもうそれだけで使いにくいのに、すごいよ、よつば尚宮様。
王様の狩に随行した、にわか台所で冷麺を作る勢いでズンズン料理しまくり。

こるぷんさんはよつば尚宮料理を補助しつつ、味を描く能力を発揮するチャングムと化しており、
真雪さんはセンガッシのように尚宮様のなさることを覗き見て、「うむ、うむ。」とマクロビに興味津々でした。
マクロビを厳密にははじめていない、という真雪さんにこるぷんお姉さんは、
「月灯りに頼ってはダメ。手先の感覚で松の実をさすのよ。」と教え諭すように、蒸し煮を講義をしてあげてました。

私?
私は「あたしはぁ~、美味しいものを食べれたらそれでいいのぉ。」とチャンイになって、ただただ食べることだけに興味を集中させる始末。

こんだけ役者が揃ったら、見るしかないぜよ、「チャングムの誓い」を。
これからチャングムを一から見ようとする真雪さんがいるのに「競い合い」の回を見て、韓流・突っ込みどころ満載で、和やか&爆笑ディナーでした。


こんな楽しい引越しなら、またやってもいいなぁ、なんて思うところが未女・・・・。
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by haijikg7 | 2008-01-10 21:06 | 日々のこと | Trackback | Comments(4)

La Seine

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この旅の中でいったいどれぐらいセーヌ川のほとりを歩いただろう。
毎日、右岸、左岸、右岸、左岸・・・と橋を渡っては歩き続けた。

抱き合う恋人や、ひたすら走るランナーや、ふざけあうティーンエイジャー。
Parisに住む人々の傍にはいつもセーヌ川が流れている。
喜びも悲しみも、春も夏も秋も冬も
ParisはLa Seineと共にあり、
La SeineはParisと共にある。

私はやはり旅人だった。

私を待ってくれている人がもしもどこかにいるのなら
そこが私の帰る場所。
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by haijikg7 | 2008-01-02 00:28 | Paris | Trackback | Comments(0)

Une église

市中の教会

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by haijikg7 | 2008-01-02 00:25 | Paris | Trackback | Comments(0)

Montorgueil通り

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地元の人しか来ないような市場の中のビストロ。
お味はセボン。超セボン。
価格もお手ごろで、ボリュームは満点。
こぐれひでこさんが著書の中に描かれていたマダムもいらっしゃる。
昨日のビストロもそうだったけれどこのビストロのマダムもキビキビと気持ちいい。

たどたどしく英語と日本語とちょとフランス語を混ぜて、私もサービスに負けないように感想を言う。
とにかく美味しいし、来てよかったです、ということは伝わったようだ。
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by haijikg7 | 2008-01-02 00:20 | soto食 | Trackback | Comments(0)

Cafeの常連客

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カウンターか、インサイドのテーブルか、アウトサイドのテーブルか。
席によって値段も違う。

一番お安いのはカウンター席。

カウンター内部はカフェの司令塔。
たいていはそこの主が忙しそうに働いていて、それを見るのも暇つぶしになる。

常連さんはそんな主と世間話をしてクイッとコーヒーをひっかけてササッと立ち去る。

来たとき、もしくは帰るときは互いに握手をする。


パリジャンだなぁ。
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by haijikg7 | 2008-01-02 00:12 | Paris | Trackback | Comments(0)

Hôtel National des Invalides

アンバリッド
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「余は、余がかくも愛したフランスの国民に囲まれセーヌ河のほとりに眠りたい」 
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by haijikg7 | 2008-01-02 00:02 | Paris | Trackback | Comments(0)