8日・金曜日、鍼灸師・えちん先生の治療のあと、こるぷんさんのお宅訪問
えちん先生の治療が終わったのが2時半。 こるぷんさんのお仕事が終わる4時半までドキドキ、どこで時間を過ごそうか。 こるぷんさんとえちん先生オススメのお店「ムッター・ベル」さん。 えちん先生の治療場近くのカフェ。 えちん先生曰く,聴覚に障害を持ち、尚且つ他の障害も重複してお持ちの方と色んな方が一緒に働く場として社長さんが「施設」ではなく「会社」にすることでそのような障害者の人たちの履歴に「会社」で働いたことが残るから、と設立された会社らしい。 朝から何も食べずに治療に望んだのでお腹がへってる。 パウンドケーキ2個と日本茶を注文し、大きなテーブルにひとりっきり。 持ち込んだ「和楽」をペラペラめくって、静かなお茶のひととき。 食器もかわいいし、お味もよい。 1時間ほどゆっくり・まったりさせていただく。 そしてこるぷん家へ伺うべく電車に乗る。 「今○○出ました」「今○○駅です」と逐一メールをこるぷんさんに送る。 嬉しいから。 相手には嫌がらせのような送り付けメール。 観念したこるぷんさんが駅まで迎えに来てくださる。 まずは独歩丸さんを訪ねるが診療中で会えない。 3ヶ月ぶりなのに、残念。 「あご」の店長に何回も「こるぷんとhaijiが来ました、とお伝えください。」「こるぷんとhaijiです」 と「あご」さんがメモをとるまで訴え続ける。 そして、そして・・・。 「あなたが最後に自転車の二人乗りをしたのは何時ですか?」 そう、こるぷんさんの愛チャリに「ニケツです~」 こるぷんさんがお尻が痛くないように、と座布団(多分会社で使ってるヤツ)を持参してくださったので快適です~。 でも、車道を走る車達には迷惑千万だったようで、クラクションが鳴る鳴る だって一度止まったらまた助走をつけるのが大変だから、と常に運転し続けないといけないんです。 う~ん、つまり、交差点で赤信号に出くわしたら、とりあえず止まらずに右折か左折して、歩道の切れ目から車道に飛び出てタイミング見計らって渡る、とか。 まあ、かなりの荒業なわけです。 職務質問受けたらどうしよ。 願・職質スルー。 命を懸けて到着したのはこるぷんさんの信頼すべきおじ様とおば様のお宅。 そう、眉カットをお願いしていたのです。 昔、うちで飼っていたのと同じ犬種のビーグルちゃんがお出迎え。 ワンワン おば様が丁寧に丁寧に眉をカットしてくださり、 「おお、なんて綺麗に整えてくださったことよ~」ほれぼれ(眉に) おじ様もおば様もとても節度のある、それでいてユーモアのある方々でこるぷんさんが癒される、というのが納得。 次回はおじ様のマッサージ受けたいです。 そしてこるぷんさんの日常の周辺をドライブ いつも買う洋服やさん。 店の前をスルー。 フィルムを現像に出す写真屋さん。 店内に潜入。 この写真屋さんの女ご主人、かなりのべっぴん。 でも実物はかなりノーメイクな雰囲気。 何をもってべっぴんかと言うと女ご主人がご自分のスナップ写真をお弁当用のトートバッグにプリントして展示してるのを店内でみっけたから。 誰かの結婚式に出はったときの黒留袖をお召しのスナップ。 よくあるでしょ。 こんなモンにもプリントできます、みたいな感じでTシャツとか帽子にプリントして展示してあるヤツ。 それのちっちゃいトートバッグ版。 自分の顔をかばんにプリントして店内に展示するツワモノ。 そして商店街には不思議なモンだらけ。 「エビス」と刺繍してあるえべっさん帽子をかぶった30センチぐらいのキューピー人形を飾ってあるのは肉屋だったかな? キューピーさんの横にはキューピーさんよりちっちゃい石灯籠。 縮尺がめちゃめちゃ。 お寿司屋さん(居酒屋さんか?)の看板は「刺身・まぐろ」 え?普通って? でも手書きとかその日だけの看板じゃなく、蛍光灯が中に仕込んである電気の看板。 刺身の具を「まぐろ」に限定してる理由は何? 商店街を抜けてこるぷんさん御用達の呉服屋「真美弥」さんへ。 小さな店内ですが、上品なディスプレイと品のよい着物や帯や小物が 「ここでまったりしてます」 と言ってるような感じでたたずんでる雰囲気。 奥様は女優・登山家の和泉雅子さんみたい。 笑顔が優しくて、親しみやすい。 ご主人は瞳がアメデオ。 知らない人はやり過ごすように。深く追求しないように。 さんざん着物、主に帯を拝見する。 途中、こるぷんさんに 「7時に予約いれた串かつ屋さん、間に合うかな?」 と聞くと、携帯電話のアラームをセットしたからケンチャナヨ、と返事が。 心置きなく帯の講釈を聞く。 なんと日本伝統の奥深さよ、と感心しきり。 見るもの触るものほしくなるけれど、最近金欠なので我慢、我慢。 でも、呉服は出会いモノだからなあ。 もう一歩で買うか?というところまでいったんだが、どうも時間が気になるのでこるぷんさんに「ほんとにアラームセットしたか?」と聞くと 「あちゃ!!もう7時15分だにゃ」とのこと。 あんた、ケンチャナヨ言うたやん!! 真美弥さんではさんざんお宝を拝見し、コーヒーとクッキーまでご馳走になり、龍村のコースター大の敷物まで頂戴し、何も買わず退散。 「アメデオ、ごめんよ!!」 「キキッ~」(ご主人の返事) 串かつ屋さんでは早速ビールを注文。 本当はえちん先生の針治療の後だから呑んだらダメなのに~ 串の種類も豊富でめずらしいネタをドンドンいただく。 ビールから焼酎へ。お湯割からロックへ。 食べる、呑む。 串かつ屋さんの女店主さんが元・女子プロレスラーみたいなご尊顔で強そうだ。 シバかれたら痛そうだ。 着てる服がショッキングピンクだ。 そしたらお客のおっさんが帰り間際に 「それ、ショッピングピンクやろ」 とのたまう。 どうやら連れの相手の女性が 「私のコートはサーモンピンクよ」 と言ったのにアンテナが立ったらしい。 だから人様の会話に入るのもどうかと思ったが、 「おっちゃん、お店の人のは『ショッキングピンク』でお連れの方のは『サ~モンピンク』。 『ショッピングピンク』っていうたら『買い物ピンク』になるわけでママが着てはるのは『ショック!!ショック!!なピンク』なんですよ」 と教えてあげた。 夜も更けて串かつ屋さんに謎の老人マダム登場。 女店主に代わって20分ぐらい串をあげてどこかへ去って行った。 あれは元・女子プロの母か? と思っていたら今度はこんな遅くに(多分10時前)女子高校生が二人カウンターに座る。 そのうちの一人が元・女子プロにクリソツだったから、これはお母ちゃんの店に友達と来た娘だと判断。 女主人=元・女子プロもそんな雰囲気で接してた。 そしたら今度はちょっとOL風のおねいさんがひとりで登場。 カウンターの隅っこでお茶漬けだけを食べる。 これも娘か? 謎の多い串かつ屋だった。 美味しかったよ。ごちそうさん。 次回も来ます。 やっとこ、こるぷん家に到着。 お母さん、お待たせ!! 「遅いからケーキ先に食べたよ」 ああ、すんまそん。 せっかくケーキ買って待っててくれてたのに、ねえ。 そして「かやくご飯炊いといた」ともおっしゃる。 「ケーキ、何食べた?」 「私はイチゴのショートケーキ」 こるぷん母娘の会話。 お母さん、好きなケーキちゃんとチョイスして食べはったみたいです。 そして韓国ドラマとピの話で盛り上がる。 韓国ドラマではヨン様の到達点をお母さんなりに見届けたからピに移ったとのこと。 ピのうちわ、帽子、ハンカチ、タオル、色々グッズを自慢してもらい、 「アノ子(こるぷんさん)がチケットとってくれて助かる」とおっしゃる。 娘は母孝行しておるようだ。 そして特技の編み物の作品を発表してもらう。 こるぷんさんが作品を着たら 「なんであんた、似合うのよ!!」 と怒ってしまわれる。 「せっかく編んだんやから頂戴よ。自分では着ないのに。」 とこるぷんさんが言うのに 「あかん」 とそっけない。 どうやら痩せたら着るらしい。 もっと見せて、と私がせがんだから作品を出しに奥の部屋に行かれたのだと思っていたらいつまで経っても帰ってこない。 どうやら韓国ドラマを見ておられるようで、もう、展示会はおしまい。 自然放置の私。 仕方ないから、というのもなんですがこるぷん部屋で今度はこるぷんさんの着物ショー。 真美弥さんで購入した数々の着物と帯を披露してもらう。 なかなかよい取り合わせで勉強になる。 帯締めもきちんと取り合わせて贅沢者め。 自分の好みと自分に似合うものをきちんとわかっているのが心憎い。 やっぱり女は着物が好きだよね。 こうでなくっちゃ、人生楽しくないぞ。 いつか着物でお出かけしよう!! 夜も深夜になり、布団に入って寝ながら話す。 ぼそ、ぼそ、と色んな話。 「ふん、そうやなあ」 「だからね、○○やからね・・・」 「ふむ、なるほどなあ」 「・・・・・・」 「・・・・」 まるで修学旅行のように、ぼそ、ぼそ、話しながら一人、また一人と眠ってゆく、あの雰囲気。 ねえ、こるぷんさん、いつあなたが寝たのか、いつ私が寝たのか、私わからないんだけど。 何、話してたっけね? でも、気づいたら朝だったよ。 こんな風に無防備に話して眠れる幸せ。 もしもあなたが何かに飢えてるなら、是非眠りながら話せる友人を作ってください。 そこには安心があるはずですから。 「あなたが最後に寝ぼけながらトークしたのは何時ですか?」
by haijikg7
| 2008-02-11 09:01
| 日々のこと
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