ラハイナという町に樹齢100年を超えるバニヤンの大樹があると聞いて行ってみました。
町の中ほどに大きなバニヤン。
これこれ!!と思ってパシャ。
確かに大きくて、人もたくさん集まっています。
でもこの大きさで100年?
ほどなく散策を続けていると。
こちらが「バニヤンツリー」でした。
木陰に座るとすぐさま睡魔が・・・。
大きく横に広げた枝から気根という長い根が垂れ下がり、
気根は地面に届くと新しい幹になり木の成長を助けます。
だから、この幹のように見えるのはすべて枝の一部なのです。
休日のせいか樹の下にはアーティストが集まって作品を売っていました。
パリのモンマルトルの丘状態。
林のように見えますが、1本の樹で広場を覆いつくしているバニヤンツリー。
1873年に植えられた1本の樹が今や高さ約18m、
枝分かれした幹は約2700㎡にも広がっているそうです。
写真では伝えきれないことがある、と思うのはこんな自然の神秘に出逢ったときなのです。