八重

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「秘すれば花なり」 世阿弥「風姿花伝」第七より

隠していることは、それほど大したものではない。
むしろそれを公にすると「なんだ、そんなことだったのか。」と思われるような単純なことが多い。
しかしながら、それこそが相手が気づいていない盲点であったり、
相手に勝つ秘策であることなのだと世阿弥は説いている。
いや、世阿弥は「秘することそのものが芸に最大の花を生む秘伝である」と言っているのである。

決して「重要なものは秘密にしなければらない」とか、
ましてや「黙っていることが美徳」というような意味ではない。
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by haijikg7 | 2011-01-28 12:02 | 日々のこと | Trackback | Comments(4)
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Commented by mariko2212 at 2011-01-29 09:36
意図することはまったく別方面かと思いますが、
昨日、責められながら相手のミスを秘しました。
相手に勝つ秘策だったかのかなあ。。。
勝ちたいとは思わないけど、負けたくはない。
負けっぱなしでも、人知れず勝てるならベスト!
少なくとも打たれ強くおれたなあ。。。
こうしてふうと微笑んでちまたの花も咲きましょう。
Commented by harukob1 at 2011-01-30 18:02
瀬戸内寂聴の「秘花」を読んで、
瀬戸内さん流の考え方ではありますが、世阿弥を知りました。
「黙っていることが美徳という意味ではない」
ってところにはいじさんがいます!
Commented by haijikg7 at 2011-02-03 22:40
まりこさん
笑いましょうね。
花は咲くだけでいい。
Commented by haijikg7 at 2011-02-03 22:42
はるこさん
秘すれば花。
昔は間違って覚えていました。
だから本当の意味を知ったとき、なんでもないようなことを大切にしたいと思いました。
そして代々受け継いでいくことの重要性も。
ああ、言葉にすれば真実から遠ざかります・・・。


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