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ヴァチカン美術(博物)館のナイトツアー

9月17日(金)

当初の予定より2時間半ほど遅れてホテルにチェックインした私と友人。
荷物を下ろすや否やローマの町に出かけます。
我ながら元氣だと思います。



今日は金曜日。

日本から既に予約をしてあったヴァチカン美術(博物)館(以下、美術館で統一)のナイトツアーに出かけます。
なんとそんなのがあるの?とご存知のない方もおられるのではないでしょうか?
私も今回初めて知りました。
2009年から始まったのですね。

詳しくは、Webで!

こちら↑のHPのおかげで今回の旅はかなり充実したものになりました。
ここでありがとうございます、と申し上げます。(伝わらないけど・・・)


ともかく、ヴァチカン美術館です。
iphoneにデータを入れ、念のために日本からプリントアウトして持参したバウチャーを持って入場。
昼間は長蛇の列になっていることが多いヴァチカン美術館ですが、ナイトツアーは別でした。
夜の9時~11時までという短時間、そして金曜の夜だからでしょうか?
人影もまばらです。

ヴァチカン美術(博物)館のナイトツアー_a0135439_7561113.jpg


昼間の美術館とは趣が全く違います。
世界中の人々が押し寄せる美術館の様子も嫌いではありませんが、やはりゆっくりと鑑賞できるにこしたことはありません。

世界最大級のこの美術館には、ミケランジェロ、ラファエロをはじめとする地球上のお宝がどっさり収蔵されています。
一つ一つ、一部屋一部屋をじっくり鑑賞したいですが、2時間ではとても時間が足りません。

やはり最終的にはシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ作の壁画「最後の審判」、天井画「創世記」が目的となりますが、途中 心にとまったものを鑑賞しつつ歩きます。
ヴァチカン美術(博物)館のナイトツアー_a0135439_8252482.jpg


夜の美術館はなんとなく作品の中で、生命が息づいているような気がします。
昼間は絵画作品の中で微笑んでいるだけの人物像が、うっかり瞬きでもしそうな雰囲気です。
まるで息を殺してこちらを見ているような気配すらします。
少し前に「ナイトミュージアム」という映画がありましたが、その映画を撮った監督さんの気持ちがわかるような気がしました。

イヤフォンガイドを頼りに数か所をじっくり鑑賞するとすぐに11時の閉館時間になりました。
最後の最後の鑑賞者だったらしく、警備員の方に追い立てられるように螺旋階段を下りました。
ヴァチカン美術(博物)館のナイトツアー_a0135439_8253641.jpg

by haijikg7 | 2010-10-18 08:26 |


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