組子ベッド 『あんばい』

ベッドのことであります。

先日拙ブログでご紹介した『ふとんやのおっちゃん』睡眠体験ルーム。 

寝具について興味はあったものの、各社の各製品はどれも一理あり、魅力もあり。
試してから購入したいのが人情ですがそうもいかないのが寝具。
そこを試してから買えるというふとんやのおっちゃんこと 睡眠考房まついさんの体験睡眠は
親切を通り越して売る側の「自信」がみなぎるサービスだと思います。

敷マット、上掛け、枕、パジャマ、タオルなどをすべて試させていただいたのですが、
一番関心をもったのがこの組子ベッド「あんばい」でした。

【組子ベッドとは・・・・】
  人が一晩寝ると、コップ一杯から二杯分の水分がふとんに吸収されます。
  この水分が、夏ムシムシ、冬ヒンヤリする原因です。
  組子ベッドは床面が二重構造で、建具技術の組子でふとんとの接地面積を
  極限まで小さくすることで、ふとんを部屋の中で陰干し状態にできます。
  乾いたふとんは、本来の機能が発揮でき、夏はサラサラ、冬はポカポカです。
  (使用環境により、組子ベッドの機能を発揮できない場合があります。)
   ~㈱総桐箪笥 和光 【組子ベッド『あんばい』】の説明書より~

組子ベッドを製造しているのは㈱総桐箪笥 和光さんです。
(ただいまTBS系列で絶賛放映中の日曜ドラマ「運命の人」の弓成家の寝室のセットに
桐箪笥・宝珠が使われています。)


先代会長が建具職人であり彫刻家でもあるこの和光さんは、
ひたすらに材木と家具の調和を考えておられる真面目な家具屋さんです。
そして過去には色んな材質を家具に使い、
その上で今は「桐」のよさを引き出す家具作りに精進されておられます。

桐。

桐と言えば和箪笥しか思い浮かばないのですが、ここにきて桐ベッドです。
何故和光さんが桐のベッドを作られたのか。
それはとあるデパートからの注文に端を発します。
が、ここでそのことを書いている暇がないのですっとばします。
(興味のある人はコチラのQ&Aをご覧ください。)

暇がない。
そう桐の組子ベッド「あんばい」のことを書きたいので、暇がありません。

で、この「あんばい」です。
まず、材質は桐です。
総桐。
フレームもすのこも組子もピンも桐。
全部、桐!

桐は、ゴマの葉草科で、草の一種です。
ですので他の材木とは違って繊維が柔らかく、触った時もぬくもりがあります。
そして
①湿気の吸排出効果がある。
②遠赤外線やマイナスイオンは木炭より多い。
③夏涼しく、冬温かい。
④弱アルカリ性という性質とタンニンという成分が含まれているので虫がつきにくい。
という特質があります。
これを遺憾なく発揮するのが組子ベッドです。

組子ベッドというからには組子がしかれているわけですが、ではなぜ組子なのか。
すのこベッドはよくみかけますが、すのこの平面的な土台が
眠る人をまっ平らにしすぎて、腰痛や姿勢の悪さの元になることがあるそうです。
また平らすぎると眠っている時に寝がえりをうって安眠の妨げにもなる。
そしてすのこはその上に敷くお布団(またはマット)との接地面積が多いため使用しているうちに
すのこもお布団も湿気る、湿気たらかびる、かびたらベッドもいたむしお布団もいたむばかりか、お部屋全体のかびの温床になる・・・という忌々しき問題に発展するのです。

そこで、すのことお布団との間に組子。
もう組子が救世主なわけです。
面に近いすのこの上にらんまの技術で釘1本使わずに組まれた組子を載せます。
日本の匠、「らんま」です。
いまではお見かけすることも少なくなったこのらんまの技術をあろうことか見えない部分に使用する贅沢です。
まさに贅沢三昧です。
この組子をすのことお布団との間に挟むことで、お布団の湿気が組子を通してすのこに、すのこからベッド下に吐き出されるという仕組みになるわけです。
また、すのこと組子の間に空気の層ができるので、下からの冷気を和らげ、空気層が寝ている人の体温で温まるとそれを逃がさないという特性もあるそうです。
これはすべて「桐」だからできること。
桐の吸排出性と遠赤外線による効果だそうです。

あとは使い勝手の良さ、耐久性・・・と欲張り消費者(私)は無理難題をこのいたいけな組子ベッドにぶつけたのですが、それさえもクリア。
難なくクリアです。

使い勝手、というか組み立てはいたって簡単でした。(実はおっちゃんがやってくれましたが)
組み立て始めから終わりまでものの3分もかかりませんでした。
ダブルなのに、です。
カップヌードルも出来あがらないうちにベッドが出来上がる早さです。
そして出来あがった「あんばい」はなんとも重厚な面持ちでした。
それはフレームの焼桐から醸し出される佇まいとでも申しましょうか。
そうそう、この桐を焼くというのがプロパンガスバーナー直火焼きの技法だそうで、桐たんす屋さんでも難しいといわれているのだそうです。

ベッドの耐荷量はダブルで400キログラム。
よかった。
まだ太っても大丈夫です。

そんなこんなの組子ベッド「あんばい」の全貌です。




まず、組み立てて(もらって)、すのこを敷き、組子をその上に乗せたところ。




おっちゃんとこで買わせてもらった駱駝のお布団を2枚重ねて敷いたところ。





おちゃんとこで仕立て直していただいた羽毛布団をのっけたところ。



と、ビジュアルはかなり地味に終わりましたが、もうこれが何と言っても気持ちいいのです。
お布団に入って秒殺です。

って、これは前からですが(爆)

私にとってはよい「あんばい」とのお出会いでありました。


おまけ

# by haijikg7 | 2012-01-27 18:30 | 拘り | Trackback | Comments(4) 

シラルガン ニューシングルセット



お鍋を買いました。
シリット社(ドイツ製)のシラルガン『ニューシングルセット』です。

ニューシングルセットは片手浅鍋とフライパンと
その両方に使えるガラス蓋の組み合わせです。

購入の日に早速作ったお料理はハヤシライスでした。
これがもうなんともまろやかに仕上がり、
玉ねぎトロトロ、お肉もプルプル。
すっかりこのお鍋のとりこになってしまいました。

浅鍋で一番だしをとったり、おからのたいたんや切干大根のたいたんなどを作り、
フライパンのほうではキャベツの千切りを蛍火でしんなりさせ(無水調理)温野菜を作ったり、
煮魚を作ったり、真蒸を温めたり(これが重宝なんです)。

「煮る」「焼く」「蒸す」「炒める」、そしてまだやっていないけれど
「揚げる」も出来そうなまさに万能調理器具。

浅鍋とフライパンの開口部を合わせると
取っ手の部分がスパイラルにピッタリとかみ合うので
場所とらずで仕舞えます。

この「仕舞いのスタイル」でも調理できるんじゃないか、と思ってやってみたのは・・・。

焼き芋

# by haijikg7 | 2012-01-25 07:00 | いただきます | Trackback | Comments(8) 

びわの葉エキス

びわの葉エキスにはじめてお世話になったのは昨年のことでした。
肌が荒れていたところ、おともだちのこるぷんさんが分けてくださった
びわの葉エキスを少し希釈してつけてみると半日で改善!

これはすごい!!

と思い、すぐに作ろうと思ったのですが、作り方を調べると
「大寒の日に作るのがいい」と書いてあったのでずっと我慢していました。

いつも(というか最近はさぼりがち)の散歩コースにびわの木があります。
林の中にぽつぽつと生えているびわの木。
枝は伸び放題ですが、エキスにちょうどよさそうな葉がたっぷりと茂っています。
(エキスには一年以上たった緑色が濃く葉肉の厚いできるだけきれいな葉が適しています。)

大寒の朝、少し小雨のまじる道を歩いて肉厚の葉っぱを採取。



綺麗に洗って乾かします。
以下、こちらのサイトを参考に焼酎に漬けて完成。


(↑丸1日経過したものです)

途中葉の上下を入れ替え作業を二、三回行い、
四力月以上置いたら成分が安定するそうです。
「葉の色がすっかり茶色になったらビワの葉を取り出し、エキスのみ保存してくだざい。」
と注意事項に書いてありますが、忘れそうでこわい。

どなたか「葉っぱ出して!」と教えてください。


※注意
びわの葉エキスは希釈せずに使用すると抗体ができるそうです。
具体的には、顔や身体に湿疹や腫れができるとのこと。
抗体ができると、今後びわの葉エキスを使用すれば必ず湿疹や腫れが起き、
抗体は何年たっても消えないこともあるのだそうです。
使用方法はしっかりお調べになってくださいね。




# by haijikg7 | 2012-01-24 21:00 | teate | Trackback | Comments(6) 

陰影礼賛



新年飾りの名残。
梅と紅白椿。

普段この時間帯は無人の我が家。
いつもこんな風にひっそりと時間が過ぎているのだろうか。

谷崎潤一郎の随筆 『陰影礼賛』を思う。

光が陰を生み、陰は光を引き立てる。


陰の美しさに心揺さぶられる。
日本人だから。

# by haijikg7 | 2012-01-22 16:55 | 日々のこと | Trackback | Comments(2) 

45日目



45日目のヒヤシンス。
香りが春です。
早朝の香りが格別です。






となりで逆さまに育てられている子は少しずつ芽を伸ばしています。
でも若干育て主を恨んでいるように見えるのは
きっと気のせいです。

# by haijikg7 | 2012-01-18 21:00 | ヒヤシンス | Trackback | Comments(2) 

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